改善更生・円滑な社会復帰に向けた矯正処遇及び社会復帰支援の実施
法務省(矯正局 総務課)の事業。令和7年度当初予算 61.4億円(前年度 65.2億円)、令和8年度概算要求 63.4億円。主な支出先はその他、東京拘置所。
事業の目的
受刑者や少年院在院者等の改善更生・円滑な社会復帰に向けた矯正処遇を実施し、再犯・再非行を防止することにより、新たな犯罪被害者を生じさせないことを目的にしている。
事業の概要
矯正施設においては、受刑者等の改善更生・円滑な社会復帰のため、
・受刑者等一人一人の特性を把握し、専門的な知見・分析等に基づく処遇等の計画を作成し、組織内で共有
・処遇計画等に基づき、職員が外部専門職等とも連携しながら、改善更生や円滑な社会復帰に向けた生活指導、教育・訓練
・円滑な社会復帰に必要な支援(就労・住居・福祉等)に応じて、関係機関・団体等との調整・連携を行い、必要な支援体制を構築
等を実施している。
現状・課題
・少年院において修学支援を実施し、出院時点で復学・進学を希望する者のうち、出院時に復学・進学が決定している者の比率は、令和4年は22.6%(出典:再犯の防止等に関する施策の動向を把握するための参考指標)であり、復学・進学に向けた修学支援の充実が課題である。
・「刑務所出所者等総合的就労支援対策」 によって、令和5年は同年の出所受刑者数16,233人の約2割にあたる3,483人に対して就労支援が実施され、1,285件の就職に結び付けているが、一方で、就労支援の対象者は出所受刑者の約2割にとどまっていることから、その掘り起こしが必要である。
・矯正施設では、受刑者等が矯正施設出所後に必要なサービス等を受けられるように、関係機関等と連携した特別調整等を行ってきたところ、福祉的ニーズを抱える者をより的確に把握すること、福祉的支援が必要であるにもかかわらず、本人が希望しないため支援を実施できないこと等の課題があり、課題に対応した取組を更に進める必要がある。
予算の推移
| 令和3年度 | 令和4年度 | 令和5年度 | 令和6年度 | 令和7年度 | 令和8年度要求 |
|---|---|---|---|---|---|
| 8.5億円 | 10.1億円 | 67.3億円 | 65.2億円 | 61.4億円 | 63.4億円 |
当初予算。令和7年度は別に補正予算 2.2億円。
支出先(国から直接、上位10者)
令和6年度の支出実績。支出先は全31者。このほか再委託・再交付の先が 33 件あります(金額は上の支出と重なるため合計しません)。
| 支出先 | 法人番号 | 契約方式 | 金額 |
|---|---|---|---|
| その他 | — | その他 | 45.1億円 |
| 東京拘置所 | — | その他 | 2.6億円 |
| 府中刑務所 | — | その他 | 2.1億円 |
| 札幌刑務所 | — | その他 | 2.1億円 |
| 横浜刑務所 | — | その他 | 1.8億円 |
| 網走刑務所 | — | その他 | 1.7億円 |
| 大阪刑務所 | — | その他 | 1.5億円 |
| 名古屋刑務所 | — | その他 | 1.5億円 |
| 宮城刑務所 | — | その他 | 1.4億円 |
| 広島刑務所 | — | その他 | 1.4億円 |
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根拠法令・関係する計画
比較・検索できる画面で見る レビューシート原本(行政事業レビュー見える化サイト)
出典:行政事業レビュー見える化サイト 令和7年度版のレビューシート(事業番号 894)を加工。