各種組織犯罪対策の推進
警察庁(刑事局組織犯罪対策部 組織犯罪対策第一課)の事業。令和7年度当初予算 0.75億円(前年度 0.64億円)、令和8年度概算要求 0.82億円。主な支出先は株式会社リンクファシリティーズ、民間会社AX。
事業の目的
本事業は、潜在化・巧妙化が進む暴力団、薬物・銃器犯罪組織、来日外国人犯罪組織等による組織犯罪の深刻化が、我が国の治安悪化の要因になっていることに鑑み、所要の対策を講じ、これらの犯罪組織の弱体化及び壊滅を図るとともに、各種組織犯罪に係る国民意識の向上を推進し、もって、国民が安全に、かつ、安心して暮らせる社会を実現することを目的とする。
事業の概要
【安心な社会を創るための匿名通報事業】
本事業は、警察庁から委託を受けた民間団体が、市民からの対象事案に係る通報を匿名で受け付け、警察がその情報の提供を受けて捜査等に活用し、事件検挙や被害者保護等に貢献した場合には、通報者に対して情報料を支払うものである。
【各種広報啓発資料の作成等】
本事業は、組織犯罪、とりわけ薬物乱用防止に係る国民意識の向上を図るため、都道府県警察や関係機関等に対し、各種広報啓発資料を作成・配布するなどして広報啓発活動を行うものである。
現状・課題
暴力団は、伝統的な資金獲得活動等に加え、その組織実態を隠蔽しながら、各種事業活動に進出し、資金獲得活動を多様化させている一方で、最近では、特殊詐欺にも深く関与している実態がある。また、近年、匿名性の高い通信手段を活用し、実行犯と指示役等が緩やかに結び付き離合集散を繰り返すなど、暴力団とは性質を大きく異にする「匿名・流動型犯罪グループ」による犯罪も発生している。さらに、薬物を取り巻く情勢としては、令和6年中の薬物事犯の検挙人員は、引き続き年間1万人を超える高い水準にある。また、銃器を取り巻く情勢としては、暴力団等によるとみられる銃器発砲事件が依然として発生しており、引き続き、平穏な市民生活に対する重大な脅威となっている。加えて、来日外国人による犯罪においては、組織的に行われる傾向がうかがわれる一方で、より巧妙かつ効率的に犯罪を実行するため、組織の多国籍化もみられる。
これらの実態に的確に対応するために、各種組織犯罪対策を一層推進していく必要がある。
予算の推移
| 令和3年度 | 令和4年度 | 令和5年度 | 令和6年度 | 令和7年度 | 令和8年度要求 |
|---|---|---|---|---|---|
| 0.34億円 | 0.39億円 | 0.56億円 | 0.64億円 | 0.75億円 | 0.82億円 |
当初予算。
支出先(国から直接、上位10者)
令和6年度の支出実績。支出先は全26者。
| 支出先 | 法人番号 | 契約方式 | 金額 |
|---|---|---|---|
| 株式会社リンクファシリティーズ | 4080101004616 | 一般競争契約(最低価格) 1者 | 0.14億円 |
| 民間会社AX | — | 指名競争契約(最低価格) 1者 | 0.09億円 |
| 民間会社AY | — | 指名競争契約(最低価格) 2者 | 0.08億円 |
| ビズブースト株式会社 | 9010801026259 | 随意契約(公募) 14者 | 0.06億円 |
| その他 | — | その他 | 0.04億円 |
| 株式会社小学館集英社プロダクション | 9010001018924 | 随意契約(企画競争) 5者 | 0.04億円 |
| 日本管財株式会社 | 9140001069797 | 一般競争契約(最低価格) 2者 | 0.03億円 |
| 株式会社アイネット | 5010001067883 | 随意契約(少額) | 0.01億円 |
| 株式会社ゲシェル | 2010401150333 | 一般競争契約(最低価格) 13者 | 0.01億円 |
| KDDI株式会社 | 9011101031552 | 随意契約(その他) | 0.01億円 |
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政策:6 組織犯罪対策の推進
施策:6-1 犯罪組織の存立基盤の弱体化
- 薬物事犯捜査の推進 1.2億円
根拠法令・関係する計画
比較・検索できる画面で見る レビューシート原本(行政事業レビュー見える化サイト)
出典:行政事業レビュー見える化サイト 令和7年度版のレビューシート(事業番号 361)を加工。