ジェンダー平等と女性のエンパワーメントのための国連機関(UN Women)拠出金(任意拠出金)
外務省(人権人道課 女性参画推進室)の事業。令和7年度当初予算 3.0億円(前年度 5.8億円)、令和8年度概算要求 6.3億円。主な支出先は国連女性機関(UNWomen)。
事業の目的
本事業は、ジェンダー平等の実現、女性のエンパワーメント及び女性・女児に対する差別の撤廃を目標とするUN Womenの活動に対する支援が目的。UN Womenに対する支援を通じ、ジェンダー平等の実現に向けた国際的議論への参画・対外発信、開発協力における女性活躍の主流化、ジェンダー平等の実現に関する国際協調への貢献という日本の政策目標の実現に資すること。
事業の概要
本事業は、UN Womenが行っている、国連機関間の調整、加盟国におけるジェンダー平等に向けた規範作り、国・地域レベルでの支援活動の実施を支援・後押しすべく任意拠出金の形で貢献をするもの。UN Womenは、公的生活におけるガバナンスと女性の参画、経済的エンパワーメント、女性と女児に対する暴力の終結、女性と平和・安全保障、人道的な行動と災害リスクの削減を優先分野として国際的な議論を主導しており、これらの分野におけるガイドラインの策定、被支援国におけるニーズ調査、分析や各種プロジェクトを実施している。
現状・課題
紛争や災害、経済危機等により生じた人道・治安状況の悪化に伴い、国際社会及び日本国内において、女性のエンパワーメント促進とジェンダー平等の実現は喫緊の課題。また、UN Womenは、日本の優先的な外交政策であるWPS(女性・平和・安全保障)アジェンダの推進において、フォーカルポイント・ネットワークの事務局を務めるなど中心的な役割を担っており、同機関との連携の重要性は増している。また2025年に30周年を迎える、女性のエンパワーメントを更に進めるための行動の必要性について合意した「北京宣言」の「北京+30」レビューを実施する国連女性の地位委員会の事務局も務めており、2030年の持続可能な開発目標(SDGs)の目標の柱の1つである、ジェンダー平等と女性のエンパワーメントを実現するために欠かせない機関である。
予算の推移
| 令和3年度 | 令和4年度 | 令和5年度 | 令和6年度 | 令和7年度 | 令和8年度要求 |
|---|---|---|---|---|---|
| 3.9億円 | 4.9億円 | 2.4億円 | 5.8億円 | 3.0億円 | 6.3億円 |
当初予算。令和7年度は別に補正予算 11.0億円。
支出先(国から直接、上位1者)
令和6年度の支出実績。支出先は全1者。
| 支出先 | 法人番号 | 契約方式 | 金額 |
|---|---|---|---|
| 国連女性機関(UNWomen) | — | 補助金等交付 | 21.2億円 |
同じ施策の事業
政策:Ⅱ 分野別外交
施策:1-8 国際の平和と安定に対する取組(ジェンダー平等の実現に向けた国際協力の推進)
- 紛争関連の性的暴力生存者のためのグローバル基金(GSF)拠出金 1.6億円
- ジェンダー分野における国際ネットワーキング・プログラム関連経費 0.38億円
- 紛争下の性的暴力担当国連事務総長特別代表(SRSG-SVC)事務所拠出金(任意拠出金) 0.15億円
- 女性・平和・安全保障(WPS)に関する行動計画関連経費 0.06億円
- 女性の人権の保護・促進のための国際協力推進に係る経費(令和7年度までの予算事業名は「国連人権条約体対日理解促進プログラム関連経費」) 0.05億円
- 在外公館における女性関連セミナー開催経費 0.03億円
- 国際女性会議(WAW!)開催関連経費 0円
根拠法令・関係する計画
- 外務省設置法 第四条
- 第64回国際連合総会決議64/289
比較・検索できる画面で見る レビューシート原本(行政事業レビュー見える化サイト)
出典:行政事業レビュー見える化サイト 令和7年度版のレビューシート(事業番号 1156)を加工。