紛争関連の性的暴力生存者のためのグローバル基金(GSF)拠出金
外務省(人権人道課 女性参画推進室)の事業。令和7年度当初予算 1.6億円(前年度 3.0億円)、令和8年度概算要求 3.3億円。主な支出先は紛争関連の性的暴力生存者のためのグローバル基金(GSF)。
事業の目的
本事業は、紛争関連の性的暴力の生存者の多くが公的な司法メカニズムから償いを受けていないという状況を背景に設立された基金(GSF)への支援を通じ、GSFの活動を通じて生存者の経済的自立を支援し、また、償いや救済へのアクセスを促進することにより、ジェンダーの分野で国際的に注目されている性的暴力の生存者支援について我が国として積極姿勢を示すことが目的。
事業の概要
本事業は、GSFが行っている下記①~③の活動の実施を任意拠出金の形で後押しするもの。
①紛争影響地域において国別調査を実施した上で、性的暴力の生存者を支援する様々なプログラムやイニシアティブに対して資金を割り当てる。
②効果的な生存者救済・支援プログラムを計画するために技術支援(知見の提供・専門的助言)を行う。
③生存者に対する償いや救済へのアクセスを向上させるため、啓発・広報活動を行う。
現状・課題
ロシア軍によるウクライナ侵攻、コンゴ(民)での暴力の再燃、スーダンでの紛争継続、ミャンマーでの武力衝突等、紛争関連の性的暴力の生存者の数と補償を受けられる生存者の数が拡大しつづける近年において、本事業がタイムリーに行われることが重要。
予算の推移
| 令和3年度 | 令和4年度 | 令和5年度 | 令和6年度 | 令和7年度 | 令和8年度要求 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2.4億円 | 2.6億円 | 1.4億円 | 3.0億円 | 1.6億円 | 3.3億円 |
当初予算。
支出先(国から直接、上位1者)
令和6年度の支出実績。支出先は全1者。
| 支出先 | 法人番号 | 契約方式 | 金額 |
|---|---|---|---|
| 紛争関連の性的暴力生存者のためのグローバル基金(GSF) | — | 補助金等交付 | 4.5億円 |
同じ施策の事業
政策:Ⅱ 分野別外交
施策:1-8 国際の平和と安定に対する取組(ジェンダー平等の実現に向けた国際協力の推進)
- ジェンダー平等と女性のエンパワーメントのための国連機関(UN Women)拠出金(任意拠出金) 3.0億円
- ジェンダー分野における国際ネットワーキング・プログラム関連経費 0.38億円
- 紛争下の性的暴力担当国連事務総長特別代表(SRSG-SVC)事務所拠出金(任意拠出金) 0.15億円
- 女性・平和・安全保障(WPS)に関する行動計画関連経費 0.06億円
- 女性の人権の保護・促進のための国際協力推進に係る経費(令和7年度までの予算事業名は「国連人権条約体対日理解促進プログラム関連経費」) 0.05億円
- 在外公館における女性関連セミナー開催経費 0.03億円
- 国際女性会議(WAW!)開催関連経費 0円
根拠法令・関係する計画
- 外務省設置法 第四条
- 紛争関連の性的暴力生存者のためのグローバル基金の要請
- G7ビアリッツ・サミット成果文書「ジェンダー平等及び女性のエンパワーメントに関するG7宣言」
比較・検索できる画面で見る レビューシート原本(行政事業レビュー見える化サイト)
出典:行政事業レビュー見える化サイト 令和7年度版のレビューシート(事業番号 1332)を加工。