政府安全保障能力強化支援(OSA)
外務省(総合外交政策局 安全保障協力課)の事業。令和7年度当初予算 80.5億円(前年度 50.5億円)、令和8年度概算要求 82.4億円。主な支出先はフィリピン共和国、モンゴル国。
事業の目的
我が国はこれまで長年にわたり、国際社会の平和と安定、繁栄のための外交活動や経済協力を行ってきており、この経験と長年の努力により培われた国際社会からの信頼と期待に基づき、また、我が国の平和国家としての基本理念を維持しつつ、同志国の安全保障上の能力や抑止力の強化に貢献することにより、我が国との安全保障協力関係の強化、我が国にとって望ましい安全保障環境の創出及び国際的な平和と安全の維持・強化に寄与することを目的として、軍等が裨益者となる資機材供与やインフラ整備等を行う政府安全保障能力強化支援(OSA:Official Security Assistance)を実施する。
事業の概要
我が国にとって望ましい安全保障環境を創出する観点から、安全保障上の能力強化を支援する意義のある国に対し、軍等が裨益者となる協力を行う、2023年度から実施している事業である。
我が国の平和国家としての基本理念を維持しつつ、OSA の目的を達成する観点から、①法の支配に基づく平和・安定・安全の確保のための能力向上、②人道目的の活動、③国際平和協力活動のような、国際紛争との直接の関連が想定しがたく、OSA の目的の達成にとって意義のある分野に限定して実施する。また、供与する資機材・整備するインフラ等が防衛装備に当たるか否かを問わず、「防衛装備移転三原則」及び同運用指針の枠内で協力を行う。
現状・課題
本支援枠組みについては、2022年12月16日に閣議決定された国家安全保障戦略に盛り込まれ、2023年度外務省予算に20億円が計上され、2年目となる2024年度は約50億円、3年目となる2025年度は約81億円が計上された。初年度の2023年度は4か国(フィリピン、バングラデシュ、マレーシア、フィジー)、2024年度は4か国(フィリピン、インドネシア、モンゴル、ジブチ)への供与を決定した。
予算の推移
| 令和3年度 | 令和4年度 | 令和5年度 | 令和6年度 | 令和7年度 | 令和8年度要求 |
|---|---|---|---|---|---|
| — | — | 20.0億円 | 50.5億円 | 80.5億円 | 82.4億円 |
当初予算。
支出先(国から直接、上位4者)
令和6年度の支出実績。支出先は全4者。
| 支出先 | 法人番号 | 契約方式 | 金額 |
|---|---|---|---|
| フィリピン共和国 | — | その他 | 16.0億円 |
| モンゴル国 | — | その他 | 13.0億円 |
| インドネシア共和国 | — | その他 | 10.0億円 |
| 一般財団法人日本国際協力システム | 1011105005329 | 随意契約(企画競争) 2者 | 0.40億円 |
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根拠法令・関係する計画
比較・検索できる画面で見る レビューシート原本(行政事業レビュー見える化サイト)
出典:行政事業レビュー見える化サイト 令和7年度版のレビューシート(事業番号 6700)を加工。