医療広告等の監視強化事業
厚生労働省(医政局 総務課)の事業。令和7年度当初予算 0.92億円(前年度 0.77億円)、令和8年度概算要求 0.92億円。主な支出先は有限責任監査法人トーマツ。
事業の目的
美容医療サービスに関する消費者トラブルが発生し続けており、美容医療サービスを利用するきっかけとしてはウェブサイトに誘引された消費者の割合が高いことから、医療機関のホームページ等のウェブサイトの適正化が求められている。ウェブサイトの監視体制の強化により、医業等に係る情報提供の適正化を推進することで、国民が適切に医療機関及び提供される医療を選択することができるようにすることを目的とする。
事業の概要
医療機関のホームページ等のウェブサイトの適正化が求められていることから、ネットパトロールの実施により、医業等に係るウェブサイト上の広告等の監視体制を強化し、不適切な記載を認めた場合、当該広告等の実施主体、プロバイダー等に対し、ガイドラインについて周知するとともに、不適切な記載について自主的な見直しを行うよう通知し、一定期間経過後、当該ウェブサイトの記載内容に変更が認められない場合、医療機関を所管する自治体に対し情報提供を実施、自治体における相談・指導状況等の実態調査を行う。
現状・課題
平成29年の医療法改正の議論を経て、改正医療法において医療機関のウェブサイト等についても広告規制の対象とするとともに、同年に開始した本事業により、ウェブサイトの監視体制を強化し、医療広告の適正化を着実に進めている。一方、美容医療サービスに関する消費者トラブルは発生し続けており、昨今の多様化する広告メディアの中で、特に消費者の新たな受診の動線となりつつあるブログ・SNS等の監視、長期未改善案件への対応が必要なことから、引き続き、本事業により医療広告への監視を強化する必要がある。
予算の推移
| 令和3年度 | 令和4年度 | 令和5年度 | 令和6年度 | 令和7年度 | 令和8年度要求 |
|---|---|---|---|---|---|
| 0.55億円 | 0.55億円 | 0.84億円 | 0.77億円 | 0.92億円 | 0.92億円 |
当初予算。
支出先(国から直接、上位1者)
令和6年度の支出実績。支出先は全5者。このほか再委託・再交付の先が 4 件あります(金額は上の支出と重なるため合計しません)。
| 支出先 | 法人番号 | 契約方式 | 金額 |
|---|---|---|---|
| 有限責任監査法人トーマツ | 5010405001703 | 一般競争契約(総合評価) 2者 | 0.70億円 |
関係する会議
事業の担当課・室が事務局を務める会議体(つなぎ方)。
- 医療部会 厚生労働省 · 最終開催 2026.08.27
- 診療科名標榜部会 厚生労働省 · 最終開催 2026.03.06
- 専門医養成の在り方に関する専門委員会 厚生労働省 · 最終開催 2016.05.30
- 医道分科会麻酔科標榜資格審査部会 厚生労働省 · 最終開催 2026.07.22
同じ施策の事業
政策:Ⅰー1 地域において必要な医療を提供できる体制を整備すること
施策:1-1 地域医療構想の推進等を通じ、新興感染症等への対応も含めた質の高い効率的な医療提供体制を整備するとともに、在宅医療・介護連携を図り、地域包括ケアシステムを構築すること
- 医療・介護サービスの提供体制改革のための基金 613億円
- 医療提供体制推進事業 267億円
- 臨床研修費 111億円
- 医療用物資の備蓄等事業 90.0億円
- 医療提供体制施設整備交付金 37.8億円
- へき地における医療提供等の実施 20.2億円
- 医療施設の設備整備の支援 18.0億円
- 医療施設等施設整備費補助金 16.5億円
- 歯科医師臨床研修費 14.2億円
- 災害時における医療提供体制の確保 12.4億円
根拠法令・関係する計画
- 医療法 第六条の七
- 医業若しくは歯科医業又は病院若しくは診療所に関する広告等に関する指針等の一部改正について(令和 6年3月 22 日付け医政発0322第10号厚生労働省医政局長通知)
- 消費者基本計画(令和7年3月18日閣議決定)
- 美容医療サービスに係るホームページ及び事前説明・同意に関する建議(平成27年7月)
比較・検索できる画面で見る レビューシート原本(行政事業レビュー見える化サイト)
出典:行政事業レビュー見える化サイト 令和7年度版のレビューシート(事業番号 1984)を加工。