特定石綿被害建設業務労働者等に対する給付金等の支給に必要な経費
厚生労働省(労災管理課 建設石綿給付金認定等業務室)の事業。令和7年度当初予算 2.3億円(前年度 2.5億円)、令和8年度概算要求 2.3億円。主な支出先は独立行政法人労働者健康安全機構、庁費支弁職員。
事業の目的
石綿(アスベスト)にさらされる建設業務に従事した労働者等が石綿を吸入することにより発生する中皮腫その他の疾病にかかり精神上の苦痛を受けたことに係る最高裁判決等において、国が労働安全衛生法に基づく権限を行使しなかったことは、労働者の安全及び健康の確保という同法の目的等に照らして著しく合理性を欠くものであるとして、国の責任が認められたことに鑑み、当該最高裁判決等において国の責任が認められた者と同様の苦痛を受けている者について、その損害の迅速な賠償を図る。
事業の概要
本事業は、特定石綿被害建設業務労働者等に対する給付金等の支給に関する法律(以下「給付金法」という。)に基づき、審査体制の整備や制度の周知等のための事務経費である。
・給付金法に基づき、給付金等の支給を受ける権利の認定を行うため、厚生労働省に認定審査会を置き、その運営等を行う。
・給付金法に基づき、請求を受付・調査するほか、法律の趣旨・内容及び給付金等の支給手続き等に係る周知等を行う。
現状・課題
特定石綿被害建設業務労働者等に対する給付金等の支給に関する法律に基づき、石綿にさらされる建設業務に従事した労働者等からの請求を受付け、給付金等の支給を受ける権利の審査・認定を行い給付金等の支給を行っている。また、「労災支給決定等情報提供サービス」を設け、過去に石綿関連疾病の労災保険給付又は石綿による健康被害の救済に関する法律の特別遺族給付金の支給を受けたことがある者に対し、給付金の請求に必要な情報の提供や添付書類の一部を省略可能とする等、給付金等の迅速かつ簡便な支給を図っている。
令和6年度末時点における給付金等の支払件数は8,042件となっており、引き続き給付金等の迅速な支給を行う必要がある。
予算の推移
| 令和3年度 | 令和4年度 | 令和5年度 | 令和6年度 | 令和7年度 | 令和8年度要求 |
|---|---|---|---|---|---|
| 0円 | 3.0億円 | 3.0億円 | 2.5億円 | 2.3億円 | 2.3億円 |
当初予算。令和7年度は別に補正予算 -0.04億円。
支出先(国から直接、上位10者)
令和6年度の支出実績。支出先は全32者。
| 支出先 | 法人番号 | 契約方式 | 金額 |
|---|---|---|---|
| 独立行政法人労働者健康安全機構 | 7020005008492 | 補助金等交付 | 344億円 |
| 庁費支弁職員 | — | その他 | 1.5億円 |
| 有限会社タケマエ | 3010002049767 | 一般競争契約(最低価格) 3者 | 0.22億円 |
| その他 | — | その他 | 0.04億円 |
| 富士フイルムビジネスイノベーションジャパン株式会社 | 1011101015050 | 随意契約(その他) | 0.04億円 |
| サンフロンティアスペースマネジメント株式会社 | 1010401144807 | 随意契約(少額) | 0.03億円 |
| 有限会社正陽印刷 | 6011602005677 | 随意契約(少額) | 0.02億円 |
| 株式会社ビー・エム・ヨコハマ | 4020001043257 | 一般競争契約(最低価格) 3者 | 0.02億円 |
| 株式会社ミクニ商会 | 1010001030093 | 一般競争契約(最低価格) 1者 | 0.02億円 |
| その他 | — | その他 | 0.02億円 |
関係する会議
事業の担当課・室が事務局を務める会議体(つなぎ方)。
- 労働条件分科会労災保険部会 厚生労働省 · 最終開催 2026.09.29
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根拠法令・関係する計画
比較・検索できる画面で見る レビューシート原本(行政事業レビュー見える化サイト)
出典:行政事業レビュー見える化サイト 令和7年度版のレビューシート(事業番号 3085)を加工。