航空機修理費(空自)
防衛省(プロジェクト管理部 事業監理官(航空機担当))の事業。令和7年度当初予算 5,784億円(前年度 6,127億円)、令和8年度概算要求 4,747億円。主な支出先はその他、米国(空軍省)。
事業の目的
航空機部隊が常に任務を遂行可能な状態に維持するため、自衛隊が保有する航空機全機に対して、必要な部品
役務、整備マニュアルの作成などを行うために必要な予算を確保する必要がある。
特に、F-35は、配備数の増加に対応するため、一元的管理を行っている米国政府と調整し、パッケージ化された維持整備や改修に必要な部品
役務等の取得に要する経費について、タイムリーに把握・維持するとともに、英語能力を始め必要な素養を備えた整備員を養成することにより、部隊の整備態勢を維持し、任務遂行可能なF-35を確保する必要がある。
事業の概要
【事業全体】
○ 本事業は、任務遂行に必要な航空機及びその部隊を維持することを目的とし、自衛隊が保有する機体、エンジン及び関連部品について、維持整備や改修に必要な役務
部品の取得及び維持管理に必要な技術活動を実施するものである。
(主な活動内容)
① 機体、エンジン及び関連部品の維持整備や改修に必要な役務
部品の取得
② 航空機の維持管理に必要な整備マニュアルの作成等の技術活動
【F-35ALGS関連経費】
○ 我が国が保有しているF-35A
Bは、令和7年度末時点で54機配備。今後、F-35A
B合わせて147機まで増勢する計画であるところ、その整備の所要は配備数増に応じて増加。
(主な活動内容)
・ 国際的な後方支援システム(ALGS)への参加
(部隊におけるF-35A
Bの整備態勢の維持(整備員の育成))
現状・課題
航空機は、乗用車等と異なり、常に任務遂行可能な状態に維持するためには、整備マニュアルに基づき、専門的な知識及び技能を有する者が日常的に整備作業を行う必要があり、これを行うために必要な部品やサービスを外部から調達する必要がある。また、従来機では整備マニュアルは日本語翻訳されたものを使用していたものの、F-35の整備マニュアルは、オンライン化され、頻繁に更新されることから、日本語に翻訳することなく、英語のものを使用せざるを得ず、英語能力を有する整備員の確保も必要となっている。
予算の推移
| 令和3年度 | 令和4年度 | 令和5年度 | 令和6年度 | 令和7年度 | 令和8年度要求 |
|---|---|---|---|---|---|
| 218億円 | 167億円 | 4,071億円 | 6,127億円 | 5,784億円 | 4,747億円 |
当初予算。令和7年度は別に補正予算 253億円。
支出先(国から直接、上位10者)
令和6年度の支出実績。支出先は全11者。
| 支出先 | 法人番号 | 契約方式 | 金額 |
|---|---|---|---|
| その他 | — | その他 | 1,872億円 |
| 米国(空軍省) | — | 国庫債務負担行為等 | 1,050億円 |
| 株式会社IHI | 4010601031604 | その他 | 693億円 |
| 川崎重工業株式会社 | 1140001005719 | その他 | 475億円 |
| 三菱重工業株式会社 | 8010401050387 | その他 | 428億円 |
| 伊藤忠アビエーション株式会社 | 1010401002840 | その他 | 416億円 |
| 三菱電機株式会社 | 4010001008772 | 随意契約(その他) | 172億円 |
| 住商エアロシステム株式会社 | 1010001020185 | その他 | 169億円 |
| 米国(海軍省) | — | 随意契約(その他) | 151億円 |
| 新東亜交易株式会社 | 6010001018290 | その他 | 123億円 |
同じ施策の事業
政策:Ⅰー1 我が国自身の防衛体制の強化(自衛隊の能力等に関する主要事業)
施策:(7) 持続性・強靭性
- 部隊新編及び新規装備品導入などに伴う施設整備等 2,279億円
- 油購入費 1,426億円
- 航空機修理費(陸自) 1,069億円
- 自衛隊施設の持続性・強靱性の強化 1,062億円
- 航空機修理費(海自) 1,010億円
- 弾薬(海上自衛隊) 911億円
- 航空一般部品 712億円
- 弾薬(陸上自衛隊(防大、防医大含む)) 710億円
- 諸器材等維持費等(陸自) 233億円
- 火器関係(部品・外注費)、装軌車関係(部品費) 214億円
根拠法令・関係する計画
比較・検索できる画面で見る レビューシート原本(行政事業レビュー見える化サイト)
出典:行政事業レビュー見える化サイト 令和7年度版のレビューシート(事業番号 5268)を加工。