「特定小型原動機付自転車」(電動キックボード等)の車両安全対策の推進
国土交通省(物流・自動車局 技術・環境政策課)の事業。令和7年度当初予算 0.36億円(前年度 0.50億円)、令和8年度概算要求 0.50億円。主な支出先は公益財団法人日本自動車輸送技術協会。
事業の目的
成長戦略実行計画(令和3年6月18日閣議決定)において掲げられた「電動キックボードの制度整備」を踏まえ、改正道路交通法(令和4年4月27日公布)により新たな車両区分として位置付けられた、電動キックボード等の特定小型原動機付自転車等に関して、シェアリングサービスの普及等が見込まれる中で、道路運送の保安基準に適合した安全な電動キックボード等の普及を促進することを目的とする。
事業の概要
保安基準に適合しない電動キックボード等「不適合品」の流通防止を図ることを目的に、これらの製品の市場調査(マーケットサーベイランス)を実施し、その結果を公表するとともに、関係省庁及び関係団体と共有することにより、官民連携の下で基準不適合品排除を推進する。
現状・課題
安全な電動キックボード等の普及を促進するためには、関係省庁等とも連携しつつ、保安基準に適合しない「不適合品」の流通防止を図ることが重要である。そこで、保安基準の策定と合わせ、特定小型原動機付自転車の保安基準適合性等を確認する制度(以下「性能等確認制度」という。)を創設した。本制度において、電動キックボード等のメーカー・販売事業者等からの申請に基づき、基準適合を確認するとともに、確認を受けた電動キックボード等には、保安基準適合を表すシールを目立つ位置に貼付することになる。こうした取り組みにより、ユーザーが保安基準適合品を選びやすい環境整備を実施した。一方で、シールが貼られていない車両が市場に流通した場合、それらは保安基準の適合性が不明であるため、基準に適合しない電動キックボード等がユーザーに渡ってしまう可能性がある。
予算の推移
| 令和3年度 | 令和4年度 | 令和5年度 | 令和6年度 | 令和7年度 | 令和8年度要求 |
|---|---|---|---|---|---|
| — | — | 1.2億円 | 0.50億円 | 0.36億円 | 0.50億円 |
当初予算。うち特別会計 0.36億円(自動車安全)。
支出先(国から直接、上位1者)
令和6年度の支出実績。支出先は全7者。このほか再委託・再交付の先が 6 件あります(金額は上の支出と重なるため合計しません)。
| 支出先 | 法人番号 | 契約方式 | 金額 |
|---|---|---|---|
| 公益財団法人日本自動車輸送技術協会 | 4010005004660 | 一般競争契約(最低価格) 1者 | 0.40億円 |
関係する会議
事業の担当課・室が事務局を務める会議体(つなぎ方)。
- 技術安全ワーキンググループ(2020年~) 国土交通省 · 最終開催 2021.06.28
- 技術安全ワーキンググループ(2025年~) 国土交通省 · 最終開催 2026.06.30
同じ施策の事業
政策:5 安全で安心できる交通の確保、治安・生活安全の確保
施策:17 自動車の安全性を高める
- 独立行政法人自動車技術総合機構運営費交付金 25.0億円
- 独立行政法人自動車技術総合機構施設整備費 15.1億円
- 自動車の安全基準の策定 3.3億円
- 自動運転(レベル4)法規要件の策定 1.9億円
- 先進安全自動車(ASV)プロジェクトの推進 0.84億円
- 高齢運転者等の事故防止対策の推進 0.54億円
根拠法令・関係する計画
比較・検索できる画面で見る レビューシート原本(行政事業レビュー見える化サイト)
出典:行政事業レビュー見える化サイト 令和7年度版のレビューシート(事業番号 7309)を加工。