農業人材力強化総合支援事業
農林水産省(経営局 就農・女性課)の事業。令和7年度当初予算 24.8億円(前年度 46.7億円)、令和8年度概算要求 4.5億円。主な支出先は一般社団法人全国農業会議所、一般社団法人全国農業会議所。
事業の目的
農業従事者の高齢化が進展する中、次世代を担う農業者の確保・育成に向けた取組を総合的に講じることで、青年層の新規就農者を大幅に増加させ、世代間バランスのとれた持続可能な農業就業構造を実現する。
事業の概要
1.農業次世代人材投資事業(旧青年就農給付金事業)
就農前の研修を後押しするための資金(準備型(最長2年間))及び就農直後の経営確立を支援するための資金(経営開始型(最長5年間))を交付。
2.農の雇用事業
青年の農業法人への雇用就農を促進するため、農業法人等が新規就業者に対して実施する実践研修等(最長2年間)に要する経費を支援。
3.新規就農者確保緊急対策(令和4年度まで)
就農準備を支援するための資金の交付、雇用就農を促進するための農業法人等での実践研修、農業大学校・農業高校等における農業教育の高度化、農業に従事する人材の確保・定着を図るための就農に関する情報発信の強化の取組への支援。
現状・課題
農業経営体数は、2030年には2020年比で半減する見込みである中、生産年齢人口のうち49歳以下のシェアは、全産業の64%に対し、農業が54%となっており、農業は他産業に比べて、若い層が少ないアンバランスな状況であり、持続可能な力強い農業を実現していくためには、農業の内外からの新規就農を促進し、世代間バランスの取れた農業構造にしていくことが重要である。
また、新規参入者の経営開始時の主な課題として、技術取得、資金・農地の確保等が挙げられており、就農後については着実な経営発展が課題となっている。
予算の推移
| 令和3年度 | 令和4年度 | 令和5年度 | 令和6年度 | 令和7年度 | 令和8年度要求 |
|---|---|---|---|---|---|
| 205億円 | 120億円 | 86.2億円 | 46.7億円 | 24.8億円 | 4.5億円 |
当初予算。
支出先(国から直接、上位2者)
令和6年度の支出実績。支出先は全41者。このほか再委託・再交付の先が 42 件あります(金額は上の支出と重なるため合計しません)。
| 支出先 | 法人番号 | 契約方式 | 金額 |
|---|---|---|---|
| 一般社団法人全国農業会議所 | 3010005025170 | 補助金等交付 | 41.5億円 |
| 一般社団法人全国農業会議所 | 3010005025170 | 補助金等交付 | 0.07億円 |
関係する会議
事業の担当課・室が事務局を務める会議体(つなぎ方)。
- 農業人材の確保に向けた検討会 農林水産省 · 最終開催 2021.07.08
- 農業の「働き方改革」検討会 農林水産省 · 最終開催 2018.03.20
- 女性の農業における活躍推進に向けた検討会 農林水産省 · 最終開催 2020.12.24
- 農業の労働環境改善に向けた政策の在り方に関する検討会 農林水産省 · 最終開催 2026.07.23
同じ施策の事業
政策:Ⅰ-1我が国の食料供給
施策:②食料自給力の確保
- 農業共済事業の実施 865億円
- 農業者年金事業 760億円
- 農山漁村地域整備交付金 628億円
- 収入保険制度の実施 526億円
- 麦買入費(輸入飼料) 149億円
- 農業委員会交付金 47.2億円
- 独立行政法人農業者年金基金運営費 42.6億円
- 農業用用排水施設の整備・保全(特会) 42.2億円
- 農地利用最適化交付金 40.5億円
- 農業経営基盤強化資金利子助成金等交付事業 37.0億円
根拠法令・関係する計画
- デジタル田園都市国家構想基本方針(令和4年6月7日閣議決定)
- 成長戦略等のフォローアップ(令和5年6月16日閣議決定)
- 新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画(令和4年6月7日閣議決定)
- 経済財政運営と改革の基本方針(令和4年6月7日閣議決定)
- 農林水産業・地域の活力創造プラン(平成25年12月10日決定、令和4年6月21日改訂、農林水産業・地域の活力創造本部決定)
- 食料・農業・農村基本計画(令和7年4月11日閣議決定)
比較・検索できる画面で見る レビューシート原本(行政事業レビュー見える化サイト)
出典:行政事業レビュー見える化サイト 令和7年度版のレビューシート(事業番号 3225)を加工。