加工原料乳生産者補給金等
農林水産省(畜産局 牛乳乳製品課)の事業。令和7年度当初予算 357億円(前年度 348億円)、令和8年度概算要求 376億円。主な支出先は独立行政法人農畜産業振興機構。
事業の目的
本事業の最終目的は我が国酪農の健全な発展に資することである。最終目的には生乳の再生産確保と全国の酪農経営の安定が課題であるため、保存が利くものの輸入品と品質格差がなく取引条件が不利とならざるを得ない乳製品向けの加工原料乳に対して補給金等を交付する必要がある。
事業の概要
畜産経営の安定に関する法律に基づき、生乳の再生産の確保と全国の酪農経営の安定を図るため、取引条件の不利な加工原料乳に対して補給金を交付する。また、条件不利地域の集送乳を確実に行う指定事業者に対し、集送乳調整金の交付を行う。
現状・課題
毎日生産され腐りやすく貯蔵性がない生乳の特性を踏まえると、日持ちしない飲用乳だけでなく、保存が利く乳製品も国内製造を維持する必要がある。乳製品は輸入品との品質格差がなく、輸入品と競合しない飲用乳に比べ取引条件が不利にならざるを得ないため、加工原料乳の乳価は生産コストを下回る状況にある(加工向け生乳の価格(R6):約83~93円/kg、生乳の生産コスト(R5):115.9円/kg(加工向け生乳の価格を上回っている))。国民に牛乳・乳製品を安定供給していくためには、加工原料乳価の不利性を補正し、生乳の再生産の確保と酪農経営の安定を図る必要がある。
出典:農林水産省「畜産・酪農をめぐる情勢」「畜産物生産費統計」
予算の推移
| 令和3年度 | 令和4年度 | 令和5年度 | 令和6年度 | 令和7年度 | 令和8年度要求 |
|---|---|---|---|---|---|
| 265億円 | 313億円 | 331億円 | 348億円 | 357億円 | 376億円 |
当初予算。
支出先(国から直接、上位1者)
令和6年度の支出実績。支出先は全37者。このほか再委託・再交付の先が 37 件あります(金額は上の支出と重なるため合計しません)。
| 支出先 | 法人番号 | 契約方式 | 金額 |
|---|---|---|---|
| 独立行政法人農畜産業振興機構 | 4010405003683 | その他 | 348億円 |
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根拠法令・関係する計画
比較・検索できる画面で見る レビューシート原本(行政事業レビュー見える化サイト)
出典:行政事業レビュー見える化サイト 令和7年度版のレビューシート(事業番号 3270)を加工。