ポートステートコントロールの実施に必要な経費
国土交通省(海事局 検査測度課)の事業。令和7年度当初予算 0.74億円(前年度 0.83億円)、令和8年度概算要求 0.83億円。主な支出先は公益財団法人東京エムオウユウ事務局、中国運輸局。
事業の目的
国際基準を満たさない船舶(サブスタンダード船)を排除するために寄港国の権利として、国際条約に定められたポートステートコントロール(PSC:外国船舶の監督)を適切に実施し、我が国近海の海上安全の確保、海洋汚染の防止を図る。
事業の概要
我が国に入港する外国船舶に対し、船舶の安全確保、海洋汚染等の防止、テロ対策等に係る検査を実施し、欠陥のある船舶又は関連証書等を受有していない船舶等に対して船舶の航行停止を含む処分を行い、国際基準を満たさないサブスタンダード船の排除を図る。
現状・課題
1970年代にサブスタンダード船を起因とする重大な海難事故が続発したことを背景に、船舶の船籍国(旗国)による検査を補完する立場から、外国船舶が入港した国(寄港国)が、その外国船舶に対して、国際基準を遵守しているかどうかを検査するPSC制度が整備され、旗国、寄港国検査の両輪で船舶の安全及び海洋環境保護に努めている。国際航海をする船舶は、遵守すべき条約が多岐にわたり、それに比例してPSC官には高度な専門知識、豊富な経験が求められるところである。また、関連する条約は時代にあわせて改正され、新たな条約規制の追加や、新たな船種の誕生により、PSC官の業務は年々増加・高度化している。
このため、増加・高度化するPSC業務に対応すべく、他国PSC官との技術交流や各種研修の拡充によるPSC官の能力向上及び業務効率化を図る必要がある。
予算の推移
| 令和3年度 | 令和4年度 | 令和5年度 | 令和6年度 | 令和7年度 | 令和8年度要求 |
|---|---|---|---|---|---|
| 0.95億円 | 0.80億円 | 0.95億円 | 0.83億円 | 0.74億円 | 0.83億円 |
当初予算。
支出先(国から直接、上位10者)
令和6年度の支出実績。支出先は全18者。
| 支出先 | 法人番号 | 契約方式 | 金額 |
|---|---|---|---|
| 公益財団法人東京エムオウユウ事務局 | 7010405010347 | その他 | 0.09億円 |
| 中国運輸局 | 2000012100001 | その他 | 0.08億円 |
| 九州運輸局 | 2000012100001 | その他 | 0.07億円 |
| 東北運輸局 | 2000012100001 | その他 | 0.07億円 |
| 北海道運輸局 | 2000012100001 | その他 | 0.06億円 |
| 中部運輸局 | 2000012100001 | その他 | 0.06億円 |
| 近畿運輸局 | 2000012100001 | その他 | 0.05億円 |
| 関東運輸局 | 2000012100001 | その他 | 0.04億円 |
| 四国運輸局 | 2000012100001 | その他 | 0.04億円 |
| 神戸運輸監理部 | 2000012100001 | その他 | 0.03億円 |
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根拠法令・関係する計画
- 国際航海船舶及び国際港湾施設の保安の確保等に関する法律 第二十七条
- 海洋汚染等及び海上災害の防止に関する法律 第十九条の五十一
- 船員法 第百二十条の三
- 船舶のトン数の測度に関する法律 第十二条
- 船舶の再資源化解体の適正な実施に関する法律 第三十三条
- 船舶安全法 第十二条
比較・検索できる画面で見る レビューシート原本(行政事業レビュー見える化サイト)
出典:行政事業レビュー見える化サイト 令和7年度版のレビューシート(事業番号 4097)を加工。