Gaviワクチンアライアンス拠出金
外務省(国際協力局 国際保健戦略官室)の事業。令和7年度当初予算 5.1億円(前年度 4.8億円)、令和8年度概算要求 5.0億円。主な支出先はGaviワクチンアライアンス。
事業の目的
低所得国の予防接種率を向上させることにより、子どもたちの命と人々の健康を守ること。
事業の概要
支援が行き届きにくいコミュニティ等での予防接種活動を促進し、ワクチン未接種の子どもを削減するという活動目的の下、予防接種提供活動や保健システム強化支援等の活動経費として使用される。Gaviは、世界全体における新型コロナワクチンへの公平なアクセスを確保めざす国際的枠組みであるCOVAXファシリティの事務局としての活動も主導した。予防接種は、疾病の予防を目的としており、費用対効果の高い保健介入策であることから、効果的・効率的に低所得国の人々の命や健康を守るため、Gaviへの拠出を行う。
<Gaviの2021-2025年戦略目標>
①ワクチンの導入と規模拡大(導入するワクチンを13種類から20種類に拡大)
②予防接種の公平性促進のための保健システム強化(ワクチン未接種の子どもを減らすための取組の強化)
③予防接種事業の持続可能性の改善(自己資金によるワクチン事業の促進支援)
④ワクチン及び予防接種関連製品の市場形成(ワクチン価格の適正化、途上国ニーズの高いワクチン開発等)
現状・課題
2021-2025 年戦略目標として、①ワクチンの導入と規模拡大、②予防接種の公平性促進のための保健システム強化、③予防接種事業の持続可能性の改善 ④ワクチン及び予防接種関連製品の市場形成、の4項目が策定された後、新型コロナのパンデミックが発生したことを受け、Gavi5.0を更新し、「Gavi5.1」が決定された。
最新のGavi活動報告書(2023年)によると、Gavi設立から2023年末までに、Gaviによる予防接種を受けた人数は11億人以上であり、1,880万人の死亡を未然に防いだ。2023年にはGaviの支援で6,900万人の子どもが新たに予防接種を受けている。また、COVID-19の流行時の教訓から、Gaviはアフリカにおける持続可能なワクチン製造基盤の確立やワクチン供給の拡大を目的として、「アフリカにおけるワクチン製造アクセラレータ(AVMA)」を2024年6月に立ち上げた
なお、Gaviが主導した新型コロナ・ワクチンへの公平なアクセスの確保のための国際的な枠組みであるCOVAXは2023年12月末までに20億回分を超える新型コロナワクチンを147か国・地域へ供給した。COVAXを通じた新型コロナワクチンプログラムは2023年12月に終了したものの、2024年からは、Gaviが支援する定期予防接種プログラムへ統合し、支援が継続されている。
予算の推移
| 令和3年度 | 令和4年度 | 令和5年度 | 令和6年度 | 令和7年度 | 令和8年度要求 |
|---|---|---|---|---|---|
| 10.8億円 | 10.8億円 | 6.8億円 | 4.8億円 | 5.1億円 | 5.0億円 |
当初予算。
支出先(国から直接、上位1者)
令和6年度の支出実績。支出先は全1者。
| 支出先 | 法人番号 | 契約方式 | 金額 |
|---|---|---|---|
| Gaviワクチンアライアンス | — | その他 | 9.2億円 |
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根拠法令・関係する計画
- 外務省設置法 第四条
- Gaviワクチンアライアンスとの拠出に関する覚書
比較・検索できる画面で見る レビューシート原本(行政事業レビュー見える化サイト)
出典:行政事業レビュー見える化サイト 令和7年度版のレビューシート(事業番号 1277)を加工。