気候変動対策とSDGsのシナジー推進事業
環境省(地球環境局 国際連携課)の事業。令和7年度当初予算 0円、令和8年度概算要求 0円。主な支出先は国際連合環境計画。
事業の目的
我が国は2024年3月の第6回国連環境総会(UNEA6)にて「シナジー・協力・連携の国際環境条約及び他の関連環境文書の国内実施における促進に関する決議」を提案し(フィジー、カナダ、チリ、スイス、ノルウェー及びペルーも共同提案)、採択された。同決議の採択により、3つの世界的な危機への取組において、相乗効果(シナジー)のある政策やプロジェクトの積極的な実施が奨励される。同決議の実施を提案国として主導し、シナジーの考え方が各国の施策(NDC、NBSAPs等)に取りこまれることを推進し、気候変動、生物多様性の損失、汚染という3つの世界的危機への統合的対処に貢献することを目的とする。
事業の概要
UNEA6で日本が提案し採択された「シナジー推進決議」の実施を推進するため、国連環境計画(UNEP)に拠出金を拠出し、UNEPが行う以下の活動を支援する。
- 優良事例や既存の政策ツールの収集、分析、とりまとめ
- 共有(加盟国への情報提供、技術支援等)
- UNEA等での成果報告(出版物、イベント開催等)
これらにより、3つの世界的危機の統合的解決に貢献するとともに、国際的な枠組みを活用し、SDGs達成に向けた取組の加速化につなげ、シナジー効果の高い施策を国際的に推進する。好事例の収集・共有等にあたっては、我が国のシナジー推進に有効な優良事例をインプットし、幅広く共有することにより、ポストSDGsの議論を戦略的にリードする。
現状・課題
2024年気候・エネルギー・環境大臣会合において、G7は、気候変動、生物多様性の損失、汚染という相互に連関し、強化し合う世界的危機から生じる重大性と緊急性についての懸念を表明し、これらの課題に対処するための緊急・短期・中期的な具体的行動を実施するコミットメントを再確認した。そして、シナジーを活用し、トレードオフを阻止することにコミットし、この観点からシナジーの促進に関するUNEA決議の実施を支援することを表明した。
また、2024年7月に国連(国連経済社会局及び国連気候変動枠組条約)が公表した「気候変動とSDGsのシナジーに関する第2次グローバル・レポート」では、SDGsの目標達成率はわずか15%に過ぎず、温室効果ガス排出量が増え続け、気候危機は悪化の一途をたどっている現状、縦割りで行動することの悪影響について指摘され、気候対策とSDGsの相乗効果いわゆるシナジーを確保していく必要性がを提言された。
このような背景により、UNEA6シナジー推進決議の提案国として、我が国が本決議の実施を主導するとともに、これによるシナジー推進により3つの世界的危機の統合的解決やSDGsの達成に貢献していくことが求められている。
予算の推移
| 令和3年度 | 令和4年度 | 令和5年度 | 令和6年度 | 令和7年度 | 令和8年度要求 |
|---|---|---|---|---|---|
| — | — | — | 0円 | 0円 | — |
当初予算。
支出先(国から直接、上位1者)
令和6年度の支出実績。支出先は全1者。
| 支出先 | 法人番号 | 契約方式 | 金額 |
|---|---|---|---|
| 国際連合環境計画 | — | その他 | 0.30億円 |
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政策:ー
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根拠法令・関係する計画
比較・検索できる画面で見る レビューシート原本(行政事業レビュー見える化サイト)
出典:行政事業レビュー見える化サイト 令和7年度版のレビューシート(事業番号 20538)を加工。