教師の新たな入職モデル創出事業
文部科学省(初等中等教育局 教育職員政策課)の事業。令和7年度当初予算 0円、令和8年度概算要求 1.8億円。
事業の目的
学校における働き方改革の更なる加速化等を通じた、教職の魅力の向上につながる教師の新しい入職モデルとして、地域単位での一時的な新しい教師入職の在り方(日本版「サプライティーチャー」制度)のモデルを創出する。
・「現状・課題」に記載のとおり、短期的な欠員にかかる代替者について課題があることを踏まえ、授業の代替を管理職や同僚教師以外が担う仕組みを構築することで、本来の担務でない授業にかかる負担を軽減することを目指す。
・我が国では、退職教員のうち再任用教員や臨時講師に入職している者は一部にとどまっている。そこで、退職教員等が非常勤講師等として、一時的な教師の不在を、地域内の学校を兼務する形でフォローする日本版「サプライティーチャー」の導入可能性を実証する。
・実証においては、教育活動の質を落とさないことを前提に、任用面・実務面でどのような課題がありうるかといった観点から調査・検討する。
・創出したモデルの全国の自治体への周知も含め、教師人材確保に関する各種取組の情報発信を強化し、各自治体の質の高い教師人材の確保を推進する。
事業の概要
学校現場における短期間の欠員を補う、教師の⼊職の新たなモデル(日本版「サプライティーチャー」制度)を創出することで、指導体制を確保するとともに、学校における働き方改革を推進し、教職の魅力向上を図る。
現状・課題
先端技術の高度化や社会構造の変化、子供たちの多様化等の学校が直面する様々な課題を踏まえれば、これから教職員組織は、同じ背景、経験、知識・技能を持った均一な集団ではなく、より多様な知識・経験を持つ人材を取り入れることで、社会のニーズに対応しつつ、高い教育力を持つ集団となることが求められている。
また、各地において教師不足の状況が生じており、また、令和5年度に実施された教員採用選考試験の採用倍率は過去最低となるなど、質の高い教師人材の確保は喫緊の課題である。
質の高い人材を確保するためには、教職の魅力向上が不可欠であるが、学校現場において、働きやすさの観点で以下のような課題が存在する。
① 短期的な欠員が生じた際に、短期であるが故に新たに代替教師をあてがうことをせず、管理職や同僚教員による代替(担当時数の増加)により対応する自治体が多い
② ①の状況のもと、心理的にも学期中の休暇等が取得しづらいという声もある
※想定される短期不在の例:研修
短期の育休
教師自身の子供の授業参観等
教師人材の採用・配置は、各教育委員会において実施するが、質の高い教師人材の確保は全国的な課題である。学校の十分な指導体制を全国で確保するためには、国が主導して、教職の魅力を向上させることができる、新しい教師入職モデル開発やベストプラクティスの周知に取り組む必要がある。
予算の推移
| 令和3年度 | 令和4年度 | 令和5年度 | 令和6年度 | 令和7年度 | 令和8年度要求 |
|---|---|---|---|---|---|
| — | — | — | — | 0円 | 1.8億円 |
当初予算。令和7年度は別に補正予算 0.58億円。
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比較・検索できる画面で見る レビューシート原本(行政事業レビュー見える化サイト)
出典:行政事業レビュー見える化サイト 令和7年度版のレビューシート(事業番号 21523)を加工。