革新的医薬品等実用化支援基金事業
厚生労働省(医政局 医薬産業振興・医療情報企画課)の事業。令和7年度当初予算 0円、令和8年度概算要求 0円。
事業の目的
日本では、創薬スタートアップへの支援が手薄であり、他国と比べてもその分野が弱く、上市に至りにくい状況が生じている。こうしたことから、官民連携して継続的に創薬スタートアップから革新的新薬を生み出す創薬基盤・インフラの強化を早急に目指す必要があり、国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所法(平成十六年法律第百三十五号)を改正し、国庫と民間からの出えん金からなる「革新的医薬品等実用化支援基金」を造成した。本事業は国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所が、革新的医薬品又は再生医療等製品(革新的な医薬品等)の実用化にあたり、創薬クラスター内において研究開発に必要な相当規模の施設又は設備を整備し、革新的な医薬品等の実用化に取り組むスタートアップ、アカデミア、企業等の交流、連携等の取組等を支援する。その他、政令で定める事業において、革新的な医薬品等の実用化に取り組む者に対し研究開発支援やその他必要な支援を行い、革新的な医薬品等の実用化を加速させることを目的とする。
事業の概要
国庫と民間からの出えん金(寄附金)で「革新的医薬品等実用化支援基金」を造成する。基金事業では、革新的な医薬品等の実用化のための研究開発に必要な相当の規模の施設又は設備を整備し、革新的な医薬品等の実用化に取り組むスタートアップ、アカデミア等の資金調達や国内外の創薬関係者との交流による知見共有等の取組を支援する。さらに革新的な医薬品等の実用化に取り組む者に対し当該実用化に必要な支援を行う事業として政令で定める事業を支援し、より活発な創薬が行われる環境を整備する。
現状・課題
日本においては、アカデミア、スタートアップ等への支援が十分ではなく、欧米に比較しアカデミアやスタートアップによる医薬品開発が少ない。2021年のIQVIA World Review Analystによると、2014~2020年の期間中、世界売上高上位100品目に新たにランクインした76品目のうち、日本の出願は10品目にとどまり、そのうち9品目が製薬企業による創出であった。一方、世界的な医薬品開発の動向としては、特定領域に特化した技術を有するアカデミアやスタートアップと製薬企業との連携及び水平分業により創薬エコシステムを構築し、革新的な医薬品の実用化を加速させている。日本においてはそのようなエコシステムが十分に整備されておらず、革新的な医薬品等を実用化につなげる基盤が脆弱であることから、アカデミア、スタートアップ等が利用する施設整備、交流・連携の機会の提供、研究開発支援等が急務となっている。
予算の推移
| 令和3年度 | 令和4年度 | 令和5年度 | 令和6年度 | 令和7年度 | 令和8年度要求 |
|---|---|---|---|---|---|
| — | — | — | — | 0円 | — |
当初予算。
関係する会議
事業の担当課・室が事務局を務める会議体(つなぎ方)。
- 厚生科学審議会医療用医薬品迅速・安定供給部会 厚生労働省 · 最終開催 2025.10.27
- 中央社会保険医療協議会薬価専門部会 厚生労働省 · 最終開催 2026.08.26
- 中央社会保険医療協議会薬価専門部会・費用対効果評価専門部会合同部会 厚生労働省 · 最終開催 2025.11.05
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根拠法令・関係する計画
- 国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所法 附則第二十条
比較・検索できる画面で見る レビューシート原本(行政事業レビュー見える化サイト)
出典:行政事業レビュー見える化サイト 令和7年度版のレビューシート(事業番号 22035)を加工。