多目的監視レーダ
防衛省(プロジェクト管理部 事業監理官(宇宙・地上装備担当))の事業。令和7年度当初予算 27.7億円(前年度 25.2億円)、令和8年度概算要求 15.8億円。主な支出先は東芝インフラシステムズ株式会社、リコーエレメックス株式会社。
事業の目的
沿岸監視レーダ、低空レーダ、対砲レーダ及び対迫レーダの後継として、情報科部隊、高射特科部隊及び野戦特科部隊等に装備し、各種目標を監視するために使用する多目的監視レーダを開発する。
この際、現有装備品の各種レーダのファミリー化・共通化を図り、量産単価・LCC※の低減や補給整備性の向上を図る。
※LCC(Life Cycle Cost):ライフサイクルコスト
事業の概要
本事業では、陸自が保有する各種レーダ(沿岸、低空、対砲、対迫)の共通化を図ることにより、量産単価・LCCの低減や補給整備性を向上させるとともに、低RCS化された航空機・船舶・巡航ミサイル等の監視を可能とする多目的監視レーダを開発する。
現状・課題
将来、沿岸及び低空監視は、敵航空機等の低RCS※化により、探知距離が短縮し、敵目標に対する射撃が困難となる。また、対砲迫監視は、監視範囲が限定され、全周からの敵砲迫等による射撃への対応が困難、かつ、敵砲迫弾着位置の標定ができないことから、我が部隊の健在性保持が困難となる。更に、現行器材では部品等の互換性がなく、迅速な補給整備が実施できず、継続的監視が困難となる。よって、探知・監視性能の向上を図りつつ、補給整備所要を低減して継続的監視を実施するためのファミリー化したレーダが必要である。諸外国装備品、国内の類似装備品で要求を満足するものが現状ではないため、開発することが必要である。
※RCS(Radar Cross Section):レーダ反射断面積
予算の推移
| 令和3年度 | 令和4年度 | 令和5年度 | 令和6年度 | 令和7年度 | 令和8年度要求 |
|---|---|---|---|---|---|
| 8.1億円 | 0円 | 18.4億円 | 25.2億円 | 27.7億円 | 15.8億円 |
当初予算。
支出先(国から直接、上位10者)
令和6年度の支出実績。支出先は全10者。
| 支出先 | 法人番号 | 契約方式 | 金額 |
|---|---|---|---|
| 東芝インフラシステムズ株式会社 | 2011101014084 | 国庫債務負担行為等 | 3.7億円 |
| リコーエレメックス株式会社 | 3180001018624 | 国庫債務負担行為等 | 0.81億円 |
| 株式会社小松製作所 | 1010401010455 | 国庫債務負担行為等 | 0.74億円 |
| ダイキン工業株式会社 | 8120001059660 | 国庫債務負担行為等 | 0.65億円 |
| 旭化成株式会社 | 5120001059606 | 国庫債務負担行為等 | 0.50億円 |
| 日油株式会社 | 1011001025967 | 国庫債務負担行為等 | 0.27億円 |
| 中国化薬株式会社 | 4240001026181 | 国庫債務負担行為等 | 0.03億円 |
| いすゞ自動車株式会社 | 5010701000904 | — | 0円 |
| 三菱電機株式会社 | 4010001008772 | — | 0円 |
| 明治産業株式会社 | 3010401029221 | — | 0円 |
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根拠法令・関係する計画
比較・検索できる画面で見る レビューシート原本(行政事業レビュー見える化サイト)
出典:行政事業レビュー見える化サイト 令和7年度版のレビューシート(事業番号 5225)を加工。