国際研究協力経費
文部科学省(総務部 研究支援課)の事業。令和7年度当初予算 3.6億円(前年度 3.6億円)、令和8年度概算要求 5.0億円。主な支出先はその他、株式会社内田洋行。
事業の目的
本事業は、OECD(経済協力開発機構)が数年に1度のサイクルで行っているPISA(生徒の学習到達度調査)、PIAAC(国際成人力調査)、TALIS(国際教員指導環境調査)、TALIS SS(国際幼児教育・保育従事者調査)と、IEA(国際教育到達度評価学会)が行っているTIMSS(国際数学・理科教育動向調査)の主に5つの国際比較調査を日本を代表して実施し、データ集計・分析を行った上で、調査結果を公表することにより、他の調査参加国と比較した日本の現状・課題を明らかにし、教育政策の企画立案に資する客観的で信頼性の高いデータを広く提供することを目的としている。(なお、各調査への参加については、主に文部科学省が決定している。)
事業の概要
本事業は、OECDやIEAなどの国際機関を中心に、加盟国と共同して教育成果や教育政策について国際比較の調査研究を行う事業である。
令和7年度は調査の公平性・公正性確保のため定められている国際基準に従い、①PISA2025の本調査と②TIMSS2027の予備調査を実施するとともに、令和4年度に本調査を実施した③PIAAC2022の詳細分析、令和5・6年度に本調査を実施した④TALIS2024及び⑤TALIS Starting Strong2024の結果公表を行う。また、国際チューニング・アカデミーの依頼を受けた⑥大学教育の質保証に関する研究も引き続き実施する。
なお、①は1998年から、②は1995年から、③は2009年から、④は2011年から、⑤は2016年から、⑥は2015年から実施している。
現状・課題
国際比較調査への参加国は増加傾向にあり、世界の主要国の多くが参加している。特に、過去の調査において上位の結果を得ている日本は、調査結果の比較対象として期待されており、参加を強く求められている。また、国際的に通用する客観的なエビデンスとして文部科学省のみならず関係省庁における国内の諸政策における各種指標として採用され、日本の学力・能力の高さの証明となっている。
各調査はコンピュータ使用型調査に移行している段階であり、従来は取得困難だったデータを得ることや解答過程の詳細な分析が可能になってきているが、その分調査が高度化・複雑化してきており、所要経費の増大、調査参加者の確保、入札参加業者の確保が課題となっている。
予算の推移
| 令和3年度 | 令和4年度 | 令和5年度 | 令和6年度 | 令和7年度 | 令和8年度要求 |
|---|---|---|---|---|---|
| 4.8億円 | 10.3億円 | 3.7億円 | 3.6億円 | 3.6億円 | 5.0億円 |
当初予算。令和7年度は別に補正予算 1.3億円。
支出先(国から直接、上位10者)
令和6年度の支出実績。支出先は全11者。
| 支出先 | 法人番号 | 契約方式 | 金額 |
|---|---|---|---|
| その他 | — | 随意契約(その他) | 1.7億円 |
| 株式会社内田洋行 | 1010001034730 | 一般競争契約(最低価格) 2者 | 0.19億円 |
| STICHTING IEA SECRETARIAAT NEDERLAND | — | 随意契約(その他) | 0.18億円 |
| OECD | — | 随意契約(その他) | 0.13億円 |
| INTERNATIONAL ASSOCIATION FOR THE EVALUATION OF EDUCATIONAL ACHIEVEMENT AISBL | — | 随意契約(その他) | 0.05億円 |
| 株式会社オーエムシー | 9011101039249 | 一般競争契約(最低価格) 4者 | 0.05億円 |
| 株式会社ボックタック | 6010801013029 | 一般競争契約(最低価格) 1者 | 0.03億円 |
| 一般社団法人学術・教育総合支援機構 | 9012305001977 | 一般競争契約(最低価格) 1者 | 0.03億円 |
| 青イチ企画 青野裕一 | — | 随意契約(少額) | 0.02億円 |
| 株式会社SSマーケット | 7010101010238 | 随意契約(少額) | 0.02億円 |
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根拠法令・関係する計画
比較・検索できる画面で見る レビューシート原本(行政事業レビュー見える化サイト)
出典:行政事業レビュー見える化サイト 令和7年度版のレビューシート(事業番号 1436)を加工。