文化財保護共通費
文化庁(文化資源活用課)の事業。令和7年度当初予算 0.95億円(前年度 0.97億円)、令和8年度概算要求 0.96億円。主な支出先は独立行政法人国立文化財機構。
事業の目的
貴重な国民的財産である文化財を適切に保護するための各種事務を実施し、次世代に確実に継承することを目的とする。
事業の概要
1.文化財保存活用事務処理:文化財保護法において規定されている事務、文化財に関する条約の締結による施策等を実施する。また、古美術品の所有者からの輸出申請に対し、国宝、重要文化財、重要美術品等認定物件に該当しない旨の証明書を発行する。
2.調査:文化財指定等のための調査を実施する。
3.保存管理:文化財の維持管理、記録保存等に必要な事務(国有文化財維持管理、管理台帳等作成・整備等)を実施する。
4.普及活用(重要文化財等公開):適切な施設での国指定文化財の公開を促進することにより文化財の滅失等を防ぐため、国指定文化財の所有者に対して国立博物館等の施設での公開について勧告又は承認を行うとともに、所有者に出陳給与金を支給する。
5.講習会等:美術工芸品修理技術者、美術刀剣類製作者、文化財建造物の修理技術者等を対象に、より高度な知識・技術の取得を目的とした講習会を実施する。
6.補助金事務費:補助事業実施に関する調査・指導を実施する。
7.銃砲刀剣類登録事務円滑化:美術工芸品として価値のある銃砲刀剣類の登録を円滑に進め、将来の国指定文化財の滅失の可能性を低減させるため、銃砲刀剣類の登録について銃砲刀剣類登録鑑定実技講習会等を行い、登録審査委員の鑑定の資質の向上と事務の効率化・円滑化を図る。
現状・課題
本事業は、文化財の維持管理、記録保存、文化財指定のための調査、知識の向上を図るための講習会など、文化財の保存・活用等のために必要な事務事業を実施するものであり、着実な実施が求められる。
予算の推移
| 令和3年度 | 令和4年度 | 令和5年度 | 令和6年度 | 令和7年度 | 令和8年度要求 |
|---|---|---|---|---|---|
| 0.96億円 | 1.0億円 | 1.2億円 | 0.97億円 | 0.95億円 | 0.96億円 |
当初予算。
支出先(国から直接、上位1者)
令和6年度の支出実績。支出先は全1者。
| 支出先 | 法人番号 | 契約方式 | 金額 |
|---|---|---|---|
| 独立行政法人国立文化財機構 | 3010505001183 | 随意契約(その他) | 0.03億円 |
同じ施策の事業
政策:12 文化芸術の振興
施策:12ー1 文化芸術の創造・発展・継承と教育の充実
- 国宝・重要文化財等の保存整備等 266億円
- 史跡等の買上げ 100億円
- 舞台芸術等総合支援事業 93.3億円
- 現代的課題に対応した劇場・音楽堂等の総合的な機能強化の推進 36.7億円
- 地域文化財総合活用推進事業 18.5億円
- 学校における文化芸術活動の推進等 17.1億円
- アイヌ関連施策の推進 16.2億円
- 伝統文化親子教室事業 14.9億円
- 日本映画の創造・振興プラン 11.8億円
- 地域文化共創基盤の構築 10.7億円
根拠法令・関係する計画
- 文化財保護法_第1条、第41条、第45条第2項、第48条、第52条第1項、第55条第3項、第98条第3項、第131条第2項、第156条
- 重要美術品等ノ保存ニ関スル法律_2条
- 銃砲刀剣類所持等取締法
- 文化芸術推進基本計画(第2期)-価値創造と社会・経済の活性化-(令和5年3月24日閣議決定)
比較・検索できる画面で見る レビューシート原本(行政事業レビュー見える化サイト)
出典:行政事業レビュー見える化サイト 令和7年度版のレビューシート(事業番号 1808)を加工。