文化部活動の地域展開等推進事業
文化庁(参事官(芸術文化担当))の事業。令和7年度当初予算 0円、令和8年度概算要求 2.6億円。
事業の目的
学校単位で部活動として行われてきたスポーツ・文化芸術活動を、地域全体で関係者が連携して支え、生徒の豊かで幅広い活動機会を保障することで、急激な少子化が進む中でも、将来にわたって生徒が継続的にスポーツ・文化芸術活動に親しむ機会を確保・充実させることを目的とする。
事業の概要
地方公共団体が幅広い関係者の協力と理解の下、平日・休日を通した活動を包括的に企画・調整して実施する地域クラブ活動に係る経費を補助する。(補助事業)
また、地域間における体験格差の防止、子供たちの安全・安心な活動や自主的・自発的な活動の確保、質の高い指導の担保、持続的・安定的な地域クラブ活動の運営等の観点から、必要な取組を実施する。(委託事業)
現状・課題
(1)「学校基本調査」によると、昭和61年には589万人であった公立の中学校生徒数は287万人にまで減少している(※1)。深刻な少子化の進展により、部活動は、従前と同様の学校単位での運営は困難になっており、学校や地域によっては存続が難しいものとなっている。
(2)「教員勤務実態調査」によると、教師の土日の部活動指導の時間は1時間29分(令和4年度)となっている(※2)。教師が自身の活動経験のない部活動の指導に従事せざるを得ない点や、休日も含めた部活動の指導、大会への引率、大会運営への参画が求められる等、教師にとって大きな業務負担となっている。
※1 :文部科学省「学校基本調査」(昭和61年度及び令和6年度)
※2 :文部科学省「教員勤務実態調査」(令和4年度)
(3)令和5年度から「改革推進期間」がスタートし、国の実証事業等を通じて、地方公共団体による取組が着実に進捗。既に休日の文化部活動の地域展開を進めている地方公共団体等も存在しており、今後も更に改革が進捗していく見込み。
(4)地方公共団体の創意工夫により、地域の実情に応じた運営形態のモデルや指導者確保等の課題の解決に向けた方策等も見出されている。
(5)他方、改革途上にある地方公共団体等も多い。これまでの改革の歩みを止めず、より一層の改革を進めていくことが必要。そのためにも、国において実証事業等の成果と課題の整理・分析を行い、課題の解決方策等も明らかにし、広く普及していくことが重要。
予算の推移
| 令和3年度 | 令和4年度 | 令和5年度 | 令和6年度 | 令和7年度 | 令和8年度要求 |
|---|---|---|---|---|---|
| — | — | — | — | 0円 | 2.6億円 |
当初予算。令和7年度は別に補正予算 24.3億円。
関係する会議
事業の担当課・室が事務局を務める会議体(つなぎ方)。
- 地域スポーツ・文化芸術創造と部活動改革に関する実行会議 文化庁
- 文化部活動の地域移行に関する検討会議 文化庁
- 地域文化芸術活動ワーキンググループ 文化庁 · 最終開催 2025.03.18
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根拠法令・関係する計画
- 公立の義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置法等の一部を改正する法律 附則第三条
- 文化芸術基本法 第三十二条
- 「地域スポーツ・文化芸術創造と部活動改革に関する実行会議」最終とりまとめ
- 学校の働き方改革を踏まえた部活動改革について
- 学校部活動及び新たな地域クラブ活動の在り方等に関する総合的なガイドライン
- 新しい時代の教育に向けた持続可能な学校指導・運営体制の構築のための学校における働き方改革に関する総合的な方策について(平成31年1月25日:中央教育審議会答申)
- 衆議院・参議院における給特法の一部を改正する法律案に対する付帯決議(第200回国会)
比較・検索できる画面で見る レビューシート原本(行政事業レビュー見える化サイト)
出典:行政事業レビュー見える化サイト 令和7年度版のレビューシート(事業番号 21496)を加工。