脳情報通信分野における我が国の開発力強化に向けた脳活動の計測基盤強化とデータ構築
総務省(技術政策課 研究推進室)の事業。令和7年度当初予算 0円、令和8年度概算要求 5.0億円。主な支出先は国立研究開発法人情報通信研究機構。
事業の目的
脳科学を情報通信に応用することで次世代AIの開発等に寄与するとともに安全保障の観点からも重視される「脳情報通信分野」において、我が国の開発力を強化すべく、高度な脳活動の計測基盤を強化し民間企業が幅広く利活用できる形でのデータ構築を実施する。
事業の概要
本施策で、当該研究分野でこれまで扱われてきた計測環境よりも、さらに日常生活に近い環境を整備する。具体的には①被験者にインプットするものを2Dの動画から3DのXRにする②計測中の被験者の静止状態から運動状態にする③脳活動の計測環境を実験室から日常生活環境にする。これらの計測環境を整備し、社会実装に直結するデータを構築する。
現状・課題
我が国では、脳情報通信分野をリードする国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)の脳情報通信融合センター(CiNet)を中心として、優れた研究成果を創出しており、社会実装も進んでいる。一方で、脳情報通信分野は、基盤となる脳活動の計測・解析に高度な計測機器とそれを活用する技術の研究開発を必要とするため、民間企業が単体では手を出しづらい。我が国の脳情報通信分野における開発力強化に向け、これらのCiNetが持つ最先端設備を最大限に活用して、高精度の脳活動の計測環境とそれを用いたデータを構築し、民間が幅広く利用可能とすることが重要である。
予算の推移
| 令和3年度 | 令和4年度 | 令和5年度 | 令和6年度 | 令和7年度 | 令和8年度要求 |
|---|---|---|---|---|---|
| — | — | — | — | 0円 | 5.0億円 |
当初予算。
支出先(国から直接、上位1者)
令和6年度の支出実績。支出先は全1者。
| 支出先 | 法人番号 | 契約方式 | 金額 |
|---|---|---|---|
| 国立研究開発法人情報通信研究機構 | 7012405000492 | 運営費交付金交付 | 0円 |
関係する会議
事業の担当課・室が事務局を務める会議体(つなぎ方)。
- デジタルインフラ(DC等)整備に関する有識者会合 総務省 · 最終開催 2024.10.04
- 国立研究開発法人審議会 総務省 · 最終開催 2026.08.03
同じ施策の事業
政策:Ⅴ 情報通信(ICT政策)
施策:1 情報通信技術の研究開発・標準化の推進
- 革新的情報通信技術(Beyond 5G(6G))基金事業 150億円
- グリーン社会に資する先端光伝送技術の研究開発 14.0億円
- 政府端末情報を活用したサイバーセキュリティ情報の収集・分析に係る実証事業 13.0億円
- ナショナルサイバートレーニングセンターの強化 12.0億円
- 量子インターネット実現に向けた要素技術の研究開発 12.0億円
- 量子暗号通信網の早期社会実装に向けた研究開発 10.0億円
- サイバーセキュリティ統合知的・人材育成基盤の構築/(令和5年度第一次補正においては実践的サイバーセキュリティ人材育成の拡充) 9.0億円
- 医療・介護・健康データ利活用基盤高度化事業(医療研究開発推進事業費補助金) 3.0億円
- スタートアップ創出型萌芽的研究開発支援事業 3.0億円
- サイバーセキュリティ政策に関する調査研究 2.5億円
根拠法令・関係する計画
- 国立研究開発法人情報通信研究機構法 第十四条
- 総務省設置法 第四条
- 「デジタル社会の実現に向けた重点計画」(令和7年6月13日 閣議決定)
- 「新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画 2025年改訂版」(令和7年6月13日 閣議決定)
- 「経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針)2025」(令和7年6月13日 閣議決定)
- 「統合イノベーション戦略2025」(令和7年6月6日閣議決定)
- 国立研究開発法人情報通信研究機構 中長期目標(第5期)(令和6年2月)
比較・検索できる画面で見る レビューシート原本(行政事業レビュー見える化サイト)
出典:行政事業レビュー見える化サイト 令和7年度版のレビューシート(事業番号 21565)を加工。