産業保安等調査研究事業
経済産業省(大臣官房産業保安・安全G 保安政策課)の事業。令和7年度当初予算 10.4億円(前年度 6.0億円)、令和8年度概算要求 12.0億円。主な支出先は一般財団法人電気安全環境研究所、高圧ガス保安協会。
事業の目的
設備やプラントの高経年化や保安人材の高齢化などの構造的課題や自然災害の激甚化等の環境変化を踏まえた、適切な規制見直しを行い、産業保安に係る人的被害を伴う事故件数及び死傷者数について、現行の事故報告体制以降で最も少なくする。
化学物質管理について、最新の国際動向や技術動向等を踏まえながら、関係法令の適切かつ効率的な執行を進め、国際条約等の締約国としての責務を果たしていくことを目的とする。
事業の概要
産業保安・製品安全分野が直面する構造的課題や環境変化を踏まえた適切な規制見直しや環境整備を行うため、技術の進展や海外の規制動向等に関する調査研究を実施する。 また、高圧ガスや電気、火薬類、鉱山、製品安全に係る事故を未然に防止するため、事故の原因解析・再発防止策の検討を実施する。
化学物質管理に関係する法律について、最新の国際動向等を踏まえつつ適切かつ効率的な執行を進めるため、化学物質の排出量推計等の法執行補助、法執行の効率化に資する試験方法等の開発、さらには、国際条約や新たな課題への対応等に必要な調査等を実施する。
現状・課題
産業保安事故に伴う死傷者数は長期トレンドとしては大きく減少しているものの、重大事故は引き続き発生している。 また、設備・プラントの高経年化や保安人材の高齢化などの構造的な課題が顕在化しているほか、自然災害の激甚化や、サプライチェーンの多様化等による新規プレーヤーの増加などの環境変化への対応についても課題となっている。
化学物質は、世界中で広く利用され、国民生活の質の向上に大きく寄与している一方、潜在的に人健康や環境に悪影響を与え得るものでもあることから、国際調和を図りつつ適切な化学物質管理制度を運用することが必要不可欠である。
予算の推移
| 令和3年度 | 令和4年度 | 令和5年度 | 令和6年度 | 令和7年度 | 令和8年度要求 |
|---|---|---|---|---|---|
| 6.0億円 | 6.0億円 | 6.0億円 | 6.0億円 | 10.4億円 | 12.0億円 |
当初予算。
支出先(国から直接、上位10者)
令和6年度の支出実績。支出先は全15者。
| 支出先 | 法人番号 | 契約方式 | 金額 |
|---|---|---|---|
| 一般財団法人電気安全環境研究所 | 9011005003367 | 一般競争契約(総合評価) 2者 | 0.98億円 |
| 高圧ガス保安協会 | 9010405002433 | 随意契約(その他) | 0.76億円 |
| MS&ADインターリスク総研株式会社 | 6010001047513 | 一般競争契約(総合評価) 1者 | 0.49億円 |
| 公益社団法人全国火薬類保安協会 | 2010005003111 | 随意契約(公募) 1者 | 0.48億円 |
| 株式会社読売エージェンシー | 1010001031728 | 一般競争契約(総合評価) 4者 | 0.45億円 |
| 一般社団法人日本電気協会 | 8010005004319 | 一般競争契約(総合評価) 2者 | 0.37億円 |
| みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社 | 9010001027685 | 一般競争契約(総合評価) 4者 | 0.32億円 |
| 一般財団法人発電設備技術検査協会 | 5010405010588 | 一般競争契約(総合評価) 2者 | 0.23億円 |
| 株式会社エヌ・ティ・ティ・データ経営研究所 | 1010001143390 | 一般競争契約(総合評価) 2者 | 0.20億円 |
| 一般財団法人日本ガス機器検査協会 | 5010405009408 | 随意契約(公募) 1者 | 0.18億円 |
同じ施策の事業
政策:5産業保安・安全の確保
施策:ー
- ポスト5G情報通信システム基盤強化研究開発事業(AI基盤モデル及び先端半導体関連技術開発事業) 1,617億円
- 石油備蓄事業(うち国家備蓄石油増強対策事業(石油分)) 1,163億円
- 次世代半導体の量産等に向けた出資事業 1,000億円
- 電源等の立地地域への支援事業(うち電源立地地域対策交付金) 777億円
- 省エネルギー投資促進・需要構造転換支援事業費補助金 760億円
- 脱炭素成長型経済構造移行推進機構出資金 700億円
- GXサプライチェーン構築支援事業 610億円
- 石油天然ガス田の探鉱・資産買収等事業に対する出資金 563億円
- 原子力損害賠償・廃炉等支援機構交付金 470億円
- 石油備蓄事業(うち緊急時放出に備えた国家備蓄石油及び国家備蓄施設の管理委託費(石油分)) 468億円
根拠法令・関係する計画
- SAICM国内実施計画(平成24年9月)
- 新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画 2025年改訂版 (令和7年6月13日閣議決定)
- 特定物質の規制等によるオゾン層の保護に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(平成30年6月)
- 環境基本計画(令和6年5月21日閣議決定)
- 経済財政運営と改革の基本方針2025 ~「今日より明日はよくなる」と実感できる社会へ~(令和7年6月13日閣議決定)
比較・検索できる画面で見る レビューシート原本(行政事業レビュー見える化サイト)
出典:行政事業レビュー見える化サイト 令和7年度版のレビューシート(事業番号 3595)を加工。