国際原子力機関拠出金
経済産業省(電力・ガス事業部 原子力政策課)の事業。令和7年度当初予算 4.9億円(前年度 4.4億円)、令和8年度概算要求 4.9億円。主な支出先は国際原子力機関。
事業の目的
国際原子力機関(IAEA)に対し特別拠出を行い、我が国とIAEAが持つ知見、技術、リソースを活用し、原子力に関する情報発信・透明性向上のノウハウの普及、原子力発電導入に不可欠な基盤・環境整備を支援するとともに、東京電力福島第一原子力発電所の廃炉から得られる知見・教訓を国際社会と共有する。
事業の概要
我が国が派遣するコスト・フリー・エキスパートを中心として、セミナーやワークショップの開催、IAEAやそれ以外の国際的な専門家グループによるレビューミッションの派遣等を行い、原子力平和利用や廃炉、放射性廃棄物処理に関する公衆の理解促進、そのためのコミュニケーションスキルの向上、高いレベルの安全性等の確保に資する原発導入国の基盤整備支援を行う。また、IAEAの国際的な専門家グループを東京電力福島第一原子力発電所へ派遣し、廃炉の進捗状況に対する評価・助言等を実施するとともに、知見・教訓を国際社会と共有する。
現状・課題
現在、原子力発電を導入していない発展途上国において、人口増や電力需要増、気候変動や大気汚染対策、エネルギー安全保障等を理由として、原子力発電の導入を検討する国が増加。他方、当該国では、原子力導入に必要となる法制度等の基盤が未整備であり、整備のためのノウハウも不足。
日本を含む原子力既導入国、今後導入を検討する国を問わず、原子力の平和利用を推進するためには、その意義や、廃炉・放射性廃棄物管理といった諸課題の解決に対し、公衆の理解を得ることが不可欠。
東京電力福島第一原子力発電所の廃炉を安全かつ着実に進展させることは、我が国原子力政策の最重要政策課題の一つ。同発電所の敷地内に保管されているALPS処理水の処分に係る安全性については、国内外(近隣国/地域を含む)から一部懸念が示されており、なかには日本に対して国際法・国際基準等への違反を因とする訴訟提起を示唆する発言もみられ、廃炉を進める上での大きな課題。
予算の推移
| 令和3年度 | 令和4年度 | 令和5年度 | 令和6年度 | 令和7年度 | 令和8年度要求 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2.0億円 | 3.0億円 | 4.2億円 | 4.4億円 | 4.9億円 | 4.9億円 |
当初予算。うち特別会計 4.9億円(エネルギー対策)。
支出先(国から直接、上位1者)
令和6年度の支出実績。支出先は全1者。
| 支出先 | 法人番号 | 契約方式 | 金額 |
|---|---|---|---|
| 国際原子力機関 | — | その他 | 4.4億円 |
関係する会議
事業の担当課・室が事務局を務める会議体(つなぎ方)。
- 原子力小委員会 経済産業省 · 最終開催 2026.06.05
- 戦略ワーキンググループ 経済産業省 · 最終開催 2026.07.15
- 電力・ガス基本政策小委員会 経済産業省 · 最終開催 2025.03.31
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政策:6資源エネルギーの安定的かつ効率的な供給の確保並びに脱炭素成長型経済構造への円滑な移行の推進
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- 次世代半導体の量産等に向けた出資事業 1,000億円
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- 脱炭素成長型経済構造移行推進機構出資金 700億円
- GXサプライチェーン構築支援事業 610億円
- 石油天然ガス田の探鉱・資産買収等事業に対する出資金 563億円
- 原子力損害賠償・廃炉等支援機構交付金 470億円
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根拠法令・関係する計画
- 特別会計に関する法律 第八十五条
- 特別会計に関する法律施行令 第五十一条
- エネルギー基本計画(令和7年2月18日閣議決定)
比較・検索できる画面で見る レビューシート原本(行政事業レビュー見える化サイト)
出典:行政事業レビュー見える化サイト 令和7年度版のレビューシート(事業番号 3840)を加工。