産業関係調査等事業(うち商取引・サービス環境の適正化に係る事業)
経済産業省(商務情報政策局商務・サービスG 参事官室)の事業。令和7年度当初予算 3.3億円(前年度 2.8億円)、令和8年度概算要求 8.0億円。主な支出先は株式会社エヌ・ティ・ティ・データ経営研究所、有限責任 あずさ監査法人。
事業の目的
人手不足や少子高齢化など、様々な課題に直面しており、新たなイノベーションや産業構造の変革を押し進めていくことでこれを解決していくことが重要。特にフィジカルインターネットの実現、多様な人材の活躍を後押しする教育や家事支援等のサービスの促進、新しい健康社会の実現などに向けて、社会課題解決に向けた調査研究事業を実施する。
事業の概要
以下の調査研究事業等を通じて課題・障壁を抽出し、効果的な政策立案に活かす。
① 商流・物流・金流の改革に係る調査研究
商取引を巡る環境の急速な変化に対応するため、小売・物流のDX投資促進による生産性の向上、中国や欧州における化粧品規制への対応、キャッシュレス決済の普及、クレジットカード不正利用被害額が過去最悪になる中での今後の対応方針を検討すべく、業界の実態調査等を行う。
② サービス業・技術等の市場化・産業化に係る調査研究
サービス業(第三次産業)の動向の調査を行う。またヘルスケア・バイオ分野等の他省庁との連携を要する分野についても、サービス・技術の産業化・市場化に向けた業界課題や、他国の政策等の調査等を行う。
③ 消費の活性化・新たな需要喚起に係る調査研究
上記①②をはじめとした産業に対する消費・需要を生むべく、消費者の動向や海外需要の獲得における課題等の調査を行う。
現状・課題
昨今、電子商取引の拡大やキャッシュレスの普及など、商取引を巡る環境は急速に変化するとともに、多くのプレーヤーが参入し多様なサービス展開がなされている。また、コロナ禍後の人々の消費行動が益々変化・多様化し、一部サービス業(コンビニ・百貨店等の小売等)においては、従来型のビジネスモデルの延長では、こうした環境変化に対応することが困難な状況に直面している。さらに小売業等においては、直近の物価高の影響を受けているが、顧客である消費者に価格転嫁しづらい構造的な問題に直面している。
産業界の喫緊の課題は、このような状況変化に柔軟に対応し、新サービス・新技術等を創出・市場化・産業化するとともに、消費の活性化・新たな需要創造を行う環境整備を行うことである。こうした課題に対応するための政策を検討する際、商務・サービスグループで担当している政策分野である流通・物流、観光、医療・福祉、ヘルスケア、バイオなど、構造の変化が現前化し新たに生じた課題への調査が必要である。
上記のような分野において、時機を逸せずに政策対応を行うため、調査を行う必要がある。
予算の推移
| 令和3年度 | 令和4年度 | 令和5年度 | 令和6年度 | 令和7年度 | 令和8年度要求 |
|---|---|---|---|---|---|
| 3.0億円 | 3.0億円 | 2.8億円 | 2.8億円 | 3.3億円 | 8.0億円 |
当初予算。
支出先(国から直接、上位5者)
令和6年度の支出実績。支出先は全15者。このほか再委託・再交付の先が 12 件あります(金額は上の支出と重なるため合計しません)。
| 支出先 | 法人番号 | 契約方式 | 金額 |
|---|---|---|---|
| 株式会社エヌ・ティ・ティ・データ経営研究所 | 1010001143390 | 一般競争契約(総合評価) 3者 | 0.20億円 |
| 有限責任 あずさ監査法人 | 3011105000996 | 一般競争契約(総合評価) 3者 | 0.18億円 |
| 株式会社日本能率協会コンサルティング | 7010401023055 | 一般競争契約(総合評価) 2者 | 0.17億円 |
| 株式会社京王エージェンシー | 8011101039869 | 一般競争契約(総合評価) 4者 | 0.09億円 |
| 株式会社リサーチワークス | 8010001111853 | 一般競争契約(総合評価) 1者 | 0.05億円 |
同じ施策の事業
政策:2 対外経済関係の円滑な発展
施策:ー
- ポスト5G情報通信システム基盤強化研究開発事業(AI基盤モデル及び先端半導体関連技術開発事業) 1,617億円
- 石油備蓄事業(うち国家備蓄石油増強対策事業(石油分)) 1,163億円
- 次世代半導体の量産等に向けた出資事業 1,000億円
- 電源等の立地地域への支援事業(うち電源立地地域対策交付金) 777億円
- 省エネルギー投資促進・需要構造転換支援事業費補助金 760億円
- 脱炭素成長型経済構造移行推進機構出資金 700億円
- GXサプライチェーン構築支援事業 610億円
- 石油天然ガス田の探鉱・資産買収等事業に対する出資金 563億円
- 原子力損害賠償・廃炉等支援機構交付金 470億円
- 石油備蓄事業(うち緊急時放出に備えた国家備蓄石油及び国家備蓄施設の管理委託費(石油分)) 468億円
根拠法令・関係する計画
- ・成長戦略実行計画、成長戦略フォローアップ(令和3年6月18日閣議決定)
- ・新しい資本主義の グランドデザイン及び実行計画 2024年改訂版(令和6年6月21日閣議決定)
- ・新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画2023改訂版・成長戦略等のフォローアップ(令和5年6月16日閣議決定)
- ・新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画・フォローアップ(令和4年6月7日閣議決定)
比較・検索できる画面で見る レビューシート原本(行政事業レビュー見える化サイト)
出典:行政事業レビュー見える化サイト 令和7年度版のレビューシート(事業番号 3868)を加工。