船員の確保・育成等総合対策の推進に必要な経費
国土交通省(海事局 船員政策課)の事業。令和7年度当初予算 0.59億円(前年度 0.74億円)、令和8年度概算要求 0.79億円。主な支出先は株式会社KeyProCreative、独立行政法人国立印刷局。
事業の目的
国民生活を支える海上輸送の安定的な確保を図る上で必要不可欠である船員の確保・育成等を総合的に推進する。
事業の概要
船員確保・育成等を推進するため、国民の海への関心を高めるための若年内航船員確保推進事業を実施するとともに、アジア人船員の確保・育成を図るための開発途上国船員教育者養成事業を実施する。
加えて、船員の雇用促進及び安定並びに船員の労働保護及び作業環境の改善等を図るため、船員職業紹介業務の効率的な運用、船員派遣事業者等の監督・指導や船員災害防止対策等を実施する。
現状・課題
安全・高品質な海上輸送の確保の観点から、人的基盤(ヒューマンインフラ)としての優秀な船員(海技者)の確保は最重要課題の一つであるが、現在、内外航いずれの分野でも船員不足が顕在化しつつある。一方、人材は一朝一夕には養成出来ず、かつ、一旦、世代が途切れてしまうと、再び技術を確立するには、失う前に比して極めて多大な時間・労力・費用を要することが避けられない。そういった状況の中、船員の確保・育成等を行うことは、安定的な海上輸送の確保を通じて国民生活の安全・安心に直結する極めて重要な施策である。
しかしながら、国民、特に若者の海洋に関する関心が高いとはいえず、海に関わる職業の意義や評価に対する認識も高くないこと、内航海運事業者の多くが小規模事業者であり、労働条件面での魅力にも乏しいこと等から、若者が職業として海運業を選択することは期待しにくい状況にある。このため、職業の実態やキャリアパスの明確化等により、内航海運業界へ志向させる取組みを行い、若年内航船員の確保を推進する必要がある。また、安定的に船員を確保するため、船員教育機関の卒業生のみならず、一般大卒者等の多様な供給源からの船員確保が必要であり、そのための環境整備等を行う必要がある。
予算の推移
| 令和3年度 | 令和4年度 | 令和5年度 | 令和6年度 | 令和7年度 | 令和8年度要求 |
|---|---|---|---|---|---|
| 0.91億円 | 0.75億円 | 0.71億円 | 0.74億円 | 0.59億円 | 0.79億円 |
当初予算。
支出先(国から直接、上位10者)
令和6年度の支出実績。支出先は全26者。このほか再委託・再交付の先が 10 件あります(金額は上の支出と重なるため合計しません)。
| 支出先 | 法人番号 | 契約方式 | 金額 |
|---|---|---|---|
| 株式会社KeyProCreative | 8011101047021 | 一般競争契約(最低価格) 1者 | 0.08億円 |
| 独立行政法人国立印刷局 | 6010405003434 | 随意契約(その他) | 0.07億円 |
| 株式会社エモック・エンタープライズ | 2010401005495 | 一般競争契約(最低価格) 1者 | 0.04億円 |
| ディックインターナショナル株式会社 | 6011101035300 | 一般競争契約(最低価格) 1者 | 0.04億円 |
| 九州運輸局 | 2000012100001 | その他 | 0.04億円 |
| 独立行政法人海技教育機構 | 6080005003150 | 随意契約(公募) 1者 | 0.03億円 |
| 神戸運輸監理部 | 2000012100001 | その他 | 0.02億円 |
| 東北運輸局 | 2000012100001 | その他 | 0.02億円 |
| 北海道運輸局 | 2000012100001 | その他 | 0.02億円 |
| 中部運輸局 | 2000012100001 | その他 | 0.02億円 |
関係する会議
事業の担当課・室が事務局を務める会議体(つなぎ方)。
- 船員部会 国土交通省 · 最終開催 2026.05.22
- 漁業(いか釣り)最低賃金専門部会 国土交通省 · 最終開催 2025.11.20
- 漁業(かつお・まぐろ)最低賃金専門部会 国土交通省 · 最終開催 2025.10.22
- 海上旅客運送業最低賃金専門部会 国土交通省 · 最終開催 2025.10.06
- 全国内航鋼船運航業最低賃金専門部会 国土交通省 · 最終開催 2025.09.30
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- 船舶産業の競争力強化に必要な経費 1.2億円
- 船員雇用促進対策事業費 0.75億円
- 造船業における人材の確保、育成 0.55億円
- 船舶の建造・運航における生産性向上(情報技術等の活用によるコスト競争力・品質・サービスの革新) 0.51億円
- 海洋開発市場の獲得に向けた海事生産性革命の前進に必要な経費 0.28億円
- 経済協力開発機構造船部会分担金 0.17億円
- 基盤強化及び導入促進円滑化業務に係る事業費 0.11億円
- シップ・リサイクルに関する総合対策 0.04億円
根拠法令・関係する計画
比較・検索できる画面で見る レビューシート原本(行政事業レビュー見える化サイト)
出典:行政事業レビュー見える化サイト 令和7年度版のレビューシート(事業番号 4435)を加工。