産業サイバーセキュリティ対策の強化に向けた環境整備事業
経済産業省(商務情報政策局 サイバーセキュリティ課)の事業。令和7年度当初予算 54.1億円、令和8年度概算要求 60.4億円。
事業の目的
本事業は、サイバー攻撃被害に対する対処支援や中小企業等によるサイバーセキュリティ対策の促進、サイバーセキュリティ人材の育成等を通じて、産業界のサイバーセキュリティ対策を強化することを目的とする。
事業の概要
(1)サイバーセキュリティ経済基盤構築事業
①国際的なサイバー被害に関する対応支援等を実施。
②高度標的型サイバー攻撃を受けた組織に対して初動対応支援を実施。攻撃者の意図把握に資するサイバー情勢に関する研究機能を強化。
(2)サプライチェーン・中小企業サイバーセキュリティ対策促進事業
セキュリティ意識向上やサイバーセキュリティ人材の確保等を通じて中小企業によるセキュリティ対策強化を支援。
(3)産業サイバーセキュリティ強靱化事業
①重要インフラ等におけるサイバーセキュリティ人材の育成やサイバーインシデント事故調査に向けた体制整備等を実施。
②セキュアなソフトウェアの市場流通促進に向けた実証事業等を実施。制度詳細を具体化。
③IoTセキュリティ適合性評価制度や企業のセキュリティ対策水準を評価・可視化する仕組みを運営。制度詳細を具体化。
現状・課題
サイバー空間とフィジカル空間の融合が進む中、サイバー攻撃の高度化・巧妙化に伴い、サイバー空間でのデータ流出リスクの拡大や、サイバー攻撃起点の増加、フィジカル空間への影響の拡大といったリスクの増大が見られており、ランサムウェアの被害報告件数やインシデント相談件数が増加している等の課題が存在する。また、国家が背景となる標的型攻撃等個々の能力では対処が困難な深刻なケースも出てきている。更にサプライチェーン全体の中で対策が相対的に遅れている中小企業を対象とするサイバー攻撃により、サプライチェーン全体の事業活動に影響を及ぼす被害事例が確認されるなど、極めて深刻な情勢が続いている。
予算の推移
| 令和3年度 | 令和4年度 | 令和5年度 | 令和6年度 | 令和7年度 | 令和8年度要求 |
|---|---|---|---|---|---|
| — | — | — | 0円 | 54.1億円 | 60.4億円 |
当初予算。
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比較・検索できる画面で見る レビューシート原本(行政事業レビュー見える化サイト)
出典:行政事業レビュー見える化サイト 令和7年度版のレビューシート(事業番号 20616)を加工。