航空機モニタリング等の運用・高度化事業
原子力規制委員会(放射線防護グループ 監視情報課 環境放射線モニタリング総合推進室)の事業。令和7年度当初予算 2.3億円(前年度 2.3億円)、令和8年度概算要求 0円。主な支出先は国立研究開発法人日本原子力研究開発機構、朝日航洋株式会社。
事業の目的
原子力施設の周辺領域において空間放射線量率の測定を行い、緊急時における航空機モニタリングの運用に不可欠な情報の収集、飛行ルートの確認及び検証を行う。
また、原子力総合防災訓練等において防衛省等と連携し実動訓練を実施することにより、緊急時のフレームワークの構築と維持を遂行する。
さらに、最新の技術動向を踏まえ航空機モニタリングを含めた緊急時モニタリングに係る各種技術の高度化を図る。
事業の概要
①原子力施設周辺領域における空間放射線量率のバックグラウンドレベルの状況把握及びデータ更新並びに航空機の運航に支障となる箇所の把握及び最適な飛行ルートの検討
②緊急時に備えた航空機モニタリング資機材及び技術の維持
③防衛省等と連携した訓練を実施することによる航空機モニタリング技術の実効性の確認
④次世代放射線測定器の開発
現状・課題
① 航空機モニタリングの運用
現在運用している航空機モニタリングについて、継続的なバックグランド測定の実施や原子力総合防災訓練等における測定を通じ航空機モニタリング実施体制の維持、強化や技術の高度化や、防衛省や委託先等と連携し事故時を想定した運用の確認を不断に行っていく必要がある。
個別の技術の概要や今後のスケジュールについては下記資料のp7のうち「(2)航空機モニタリングの高度化」部分を参照のこと。
https://www.da.nra.go.jp/view/NRA100009789?contents=NRA100009789-004-006#pdf=NRA100009789-004-006
② 緊急時モニタリング技術の高度化
また、緊急時モニタリングに新たな技術を取り込み、多様な手段を備えることで大規模複合災害時においても確実にモニタリングを実施できるよう、緊急時モニタリングに関する新たな技術の調査・開発を行い技術の高度化を図る必要がある。
個別の技術の概要や今後のスケジュールについては下記資料を参照のこと。
https://www.da.nra.go.jp/view/NRA100010179?contents=NRA100010179-004-006#pdf=NRA100010179-004-006
予算の推移
| 令和3年度 | 令和4年度 | 令和5年度 | 令和6年度 | 令和7年度 | 令和8年度要求 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2.3億円 | 2.4億円 | 2.7億円 | 2.3億円 | 2.3億円 | — |
当初予算。令和7年度は別に補正予算 1.6億円。うち特別会計 2.3億円(エネルギー対策)。
支出先(上位10者)
令和6年度の支出実績。全12者。
| 支出先 | 法人番号 | 契約方式 | 金額 |
|---|---|---|---|
| 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構 | 6050005002007 | 随意契約(その他) 1者 | 1.9億円 |
| 朝日航洋株式会社 | 7010601041419 | 一般競争契約(最低価格) 1者 | 0.45億円 |
| 株式会社JDRONE | 8011101088255 | 一般競争契約(最低価格) 1者 | 0.36億円 |
| 島根県 | 1000020320005 | 随意契約(その他) 1者 | 0.25億円 |
| 日海通信工業株式会社 | 2240001008454 | 随意契約(その他) 1者 | 0.25億円 |
| 株式会社静環検査センター | 3080001016530 | 一般競争契約(最低価格) 1者 | 0.12億円 |
| 国立大学法人京都大学 | 3130005005532 | 随意契約(公募) 1者 | 0.10億円 |
| 川崎重工業株式会社 | 1140001005719 | 随意契約(その他) 1者 | 0.07億円 |
| 株式会社ペスコ | 1010401027045 | 随意契約(不落・不調) 1者 | 0.05億円 |
| 鯖江精機株式会社 | 8210001012560 | 一般競争契約(最低価格) 1者 | 0.03億円 |
同じ施策の事業
政策:原子力に対する確かな規制を通じて、人と環境を守ること
施策:5 放射線防護対策及び緊急時対応の的確な実施
- 放射線監視等交付金 54.0億円
- 原子力発電施設等緊急時対策通信設備等整備事業 35.7億円
- 放射能調査研究に必要な経費 13.3億円
- 放射線監視体制整備強化事業 8.3億円
- 原子力災害等医療実効性確保事業 7.4億円
- 放射線モニタリング等人材育成事業 1.9億円
- 放射線安全規制研究戦略的推進事業 1.7億円
- 原子力発電施設等従事者追跡健康調査等事業 1.0億円
- 環境放射線モニタリング技術調査等事業 0.30億円
- 原子力災害対策実効性向上等調査研究事業 0.06億円
根拠法令・関係する計画
- 特別会計に関する法律 第八十五条
- 特別会計に関する法律施行令 第五十一条
- 原子力災害対策指針
- 防災基本計画
比較・検索できる画面で見る レビューシート原本(行政事業レビュー見える化サイト)
出典:行政事業レビュー見える化サイト 令和7年度版のレビューシート(事業番号 5080)を加工。