生成AIの基盤的な開発力強化に資する計算資源の整備(国立研究開発法人産業技術総合研究所施設整備費補助金)
経済産業省(商務情報政策局 情報産業課)の事業。令和7年度当初予算 0円、令和8年度概算要求 0円。主な支出先は国立研究開発法人産業技術総合研究所。
事業の目的
⽣成AIの開発には、⾼速・⼤容量のGPU等の計算資源が必要となるが、国内の開発需要に⽐して計算資源の供給量は圧倒的に不⾜しており、可及的速やかに計算資源の整備・拡充を行う必要がある。本事業では、国立研究開発法人産業技術総合研究所(以下「産総研」)の計算資源を拡充し、国立研究開発法人を始めとする研究機関等へ提供することで、⽣成AIに関する基盤的な研究⼒・開発⼒を国内に醸成し、将来に渡った⾰新的なイノベーションの創出に貢献する。
事業の概要
産総研の所有するAIスパコンであるABCIの計算能力を、0.85EFLOPSから4.25EFLOPS※へ拡充するために、GPU購入、ラック整備、冷却設備の増強、電源増強等を行う。
※生成AI利用時の計算では、最大8.5EFLOPSの計算性能が発揮される。
拡充後のABCIは、産総研による生成AI関連の先進的な研究開発に加え、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)など、様々な研究開発機関等の生成AIの研究開発などに計算資源として活用される計画。
現状・課題
AI開発用計算資源として国内最大級(0.85EFLOPS※)の産総研AI橋渡しクラウド(以下「ABCI」)は、およそ3,000者が利用している。他方、OpenAI社は、20EFLOPSを使って生成AIである大規模言語モデルの最新モデル(GPT4)を開発した(非公表)と言われており、現状のABCIでは、生成AI開発力としては勝負にならない状況。生成AIに関する基盤的開発能力を確保するために、可及的速やかに計算資源の整備・拡充が必要。
※EFLOPS:エクサフロップス コンピュータの処理速度を表す単位の一つで、浮動小数点演算を1秒間に10^18=100京回行うことを示す
足下の国内の開発需要に⽐して計算資源の供給量は圧倒的に不⾜しているため、民間企業がサービスとして提供する計算資源支援に加え、研究開発用途の公的ニーズに的確に対応できる計算資源である ABCI の拡充が必要。
予算の推移
| 令和3年度 | 令和4年度 | 令和5年度 | 令和6年度 | 令和7年度 | 令和8年度要求 |
|---|---|---|---|---|---|
| — | — | 0円 | 0円 | 0円 | — |
当初予算。
支出先(国から直接、上位1者)
令和6年度の支出実績。支出先は全8者。このほか再委託・再交付の先が 7 件あります(金額は上の支出と重なるため合計しません)。
| 支出先 | 法人番号 | 契約方式 | 金額 |
|---|---|---|---|
| 国立研究開発法人産業技術総合研究所 | 7010005005425 | 補助金等交付 | 364億円 |
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比較・検索できる画面で見る レビューシート原本(行政事業レビュー見える化サイト)
出典:行政事業レビュー見える化サイト 令和7年度版のレビューシート(事業番号 7158)を加工。