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トップ総務省我が国における大規模言語モデル(LLM)の開発力強化に向けたデータの整備・拡充(令和7年度補正では、信頼できるAIの開発・活用支援に資するデータ整備及び能動的評価基盤構築に関する研究開発)

一般会計事業番号 7755担当 総務省 技術政策課 研究推進室開始 2023

我が国における大規模言語モデル(LLM)の開発力強化に向けたデータの整備・拡充(令和7年度補正では、信頼できるAIの開発・活用支援に資するデータ整備及び能動的評価基盤構築に関する研究開発)

総務省(技術政策課 研究推進室)の事業。令和7年度当初予算 0円、令和8年度概算要求 15.0億円。主な支出先は国立研究開発法人情報通信研究機構、一般社団法人WebDINO Japan。

令和7年度 当初予算0円
令和8年度 概算要求15.0億円
令和6年度 執行額125億円
支出先39者

事業の目的

民間企業等における効率的な大規模言語モデル(LLM)開発に必要となる学習用言語データを提供するとともに、ディープフェイクに代表される偽・誤情報の拡散等の生成AIに起因するリスクに対応するための技術の開発・実証を行うことにより、我が国のLLM開発力の醸成及び技術によるリスク対応力の獲得を目指す。また、多言語にも対応したLLM開発に貢献するとともに、当該LLM等を活用した日本企業の海外進出にも貢献することを目指す。加えて、日本の政府機関・企業が信頼して活用できる生成AIの開発を支援する。

事業の概要

国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)において、民間企業等におけるLLM開発に必要となる大量・高品質な日本語を中心とする学習用言語データを整備・拡充し、我が国のLLM開発者等に提供する。

また、ディープフェイクに代表される偽・誤情報等、生成AIに起因する様々なリスクに対応するための技術の開発・実証を実施し、成果を関係事業者等に展開する。具体的には、我が国における生成AIやディープフェイクにおける研究技術を有する国内研究機関や事業者と連携し、ディープフェイク対策に資する技術体系の整理と実証事業を実施することを通じて、社会実装を推進する等の取組を実施する。さらに、グローバルサウスをはじめとする諸外国と連携し、多言語のLLMデータ基盤の構築及び複数の言語に対応した高性能な多言語LLMの開発・実証を実施する。

なお、事業の一部は「インターネット上の偽・誤情報等への総合的対策の推進」へと移管した。

加えて、創造性・信頼性・多様性を有し進化する生成AIを柔軟かつ動的に評価する能動的評価基盤の構築を行うとともに、信頼できるAIの利用が見込まれる公共分野での実証を通じて技術課題の特定・対応を推進する。

現状・課題

2022年11月のChatGPTの登場以降、世界中でLLMの開発競争が激化している。LLMはその汎用性・応用性の高さから、今後、社会の基盤インフラの一つとなることが想定されているが、現在は海外サービスが市場を席巻している状況であり、デジタル赤字、経済安保上の懸念、日本語・文化・情緒への対応上の課題が存在する。こうした中、我が国の多くの民間企業が独自のLLMを開発し海外企業に対抗しようとしているが、各社がそれぞれに言語データを整備することは極めて非効率であるとともに、進化する生成AIの評価については、従来の固定的な評価ではない、柔軟で動的、AIの進化に先回りが可能な対応が必要となり、各社ごとの対応が困難である。また、生成AIの有用性の反面として、悪意のある者による生成AIを利用した偽・誤情報の拡散等のリスクも存在する。特に、生成AIにより、誰でも一見もっともらしいコンテンツを作成することが容易となり、ディープフェイクの流通が懸念される中、検証対象コンテンツがディープフェイクかどうかを受信者が複合的な技術により検証しやすくすることが重要である。ディープフェイクに関しては、画像、動画等のコンテンツの要素ごとに対策技術が開発されつつあるが、各コンテンツ要素ごとの対策技術や、これらの技術の横断的組み合わせによる対策技術の社会実装には至っていない状況である。加えて、現状広く使われているLLMは学習言語に偏り(英語中心)があり、その他の言語には十分に対応できていないという課題がある。

予算の推移

令和3年度令和4年度令和5年度令和6年度令和7年度令和8年度要求
——0円0円0円15.0億円

当初予算。令和7年度は別に補正予算 383億円。

支出先(国から直接、上位10者)

令和6年度の支出実績。支出先は全39者。このほか再委託・再交付の先が 24 件あります(金額は上の支出と重なるため合計しません)。

支出先法人番号契約方式金額
国立研究開発法人情報通信研究機構7012405000492運営費交付金交付119億円
一般社団法人WebDINO Japan8010005007692その他1.2億円
NECソリューションイノベータ株式会社7010601022674その他0.16億円
株式会社アクタスソフトウェア4013201011975その他0.12億円
東京大学大学院情報理工学系研究科山崎研究室—その他0.11億円
株式会社ツクロア9011101066243その他0.10億円
有限会社テクニカルアーツ8010002049944その他0.08億円
OpenAI,LLC4700150127989その他0.04億円
Google LLC3700150072195その他0.04億円
Turnt Up Technologies株式会社4120001253762その他0.04億円

関係する会議

事業の担当課・室が事務局を務める会議体(つなぎ方)。

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出典:行政事業レビュー見える化サイト 令和7年度版のレビューシート(事業番号 7755)を加工。